理想の夫婦を漢字一文字で表すと
理想の夫婦像は「木」
恋愛リアリティーショーのバチェラージャパンを観ていた時、「結婚を漢字一文字で表すと何?」とデート中の女性に問う企画があった。
私なら何と答えるだろうか、と考えて出てきた答えは「木」だった。
私にとっての結婚とは、パートナーとの間に芽生えた小さな「絆」の苗を、太くて大きな木に育てていくことだと思う。
最初は小さな苗だったものにお互いに「愛情」という水を与え続け、しっかりと根付かせる。そして年月を重ね、年輪を重ねていくのだ。
木は季節の移ろいとともに、葉を落とし、また新芽を芽吹かせたり花を咲かせたりする。
夫婦の絆の木も同じではないか。
二人の間に起こる苦難や幸福を何度も何度も繰り返しながら、太く強くなっていく。
どんな花を咲かせるか、どんな実をつけるか。葉の形、色。
夫婦それぞれに絆の木の形は違う。
帰る場所としての「木」
私達は普段、仕事だ何だと必死に飛び回っている。
そうして疲れた羽を休める場所になるのが、お互いの存在であるのが理想だと思う。
外では大きく広げていた羽を閉じて枝にとまり、心身を休めて眠る。
そこでだけは気をはらずに無防備な自分で居られる。
そんな場所であると良い。
葉を付けた枝は雨から守ってくれるし、強い日差しも遮ってくれる。
同じように夫婦で育てたその絆と信頼関係が、枝葉のように互いを守り癒してくれる。
そのためにはどんな強い風でも雨でも揺るがないくらい、強い木に育てていく必要がある。じっくりと時間をかけて、丁寧に、愛情の水を注ぎ続けなければならない。
私と夫の木
私達夫婦の絆の木はまだ若木だ。
強く風が吹けば大きくは揺らぐし、根の張り方もまだ心もとなさは否めない。
だけど枯らさないように、丁寧に育てていきたいと思う。
花がなるか、実をつけるか。はたまた青々とした葉だけをつけるか、それはまだ分からないけれど。
お互いの心休まる帰る場所として確固たるものになるように、心を込めて育てたい。
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