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ターコイズ組織とは?


はじめに

新しい時代の組織の再発明を提唱した書籍:『ティール組織』は日本だけで10万部も売れて、未曾有の衝撃を世界に与えた。

そして「ティール」という言葉は、多くのビジネスパーソンに広まった。
※本書で提唱されたティールとは「変化の時代に適応し、自律的に進化していく組織モデル」のこと。

一方で、誤解も生まれた。

『ティール組織』の誤解

  • ヒエラルキー・階層が全くない

  • 完全にフラットなので、特別な役割を担う中心人物がいない

  • 方法論さえ導入すれば、すぐにでもティール組織になれる

  • ティールは外ウケがいいので採用やブランディングに使える

ではなぜここまで、『ティール組織』は日本でヒットしたのだろうか?

『ティール組織』が売れた要因

  • 日本における組織マネジメント手法がすでにとんでもなく時代遅れで、Z世代(若者)が社会人になる今現在では、既存の会社組織に疑問を抱いている

  • 方法論ではなく、歴史上のパラダイムシフトにそって俯瞰的かつ段階的に捉えられているから、既存組織への違和感の理由に納得できる

ぼくも制作に携わった『だから僕たちは組織を変えていける』(略称:だかぼく)も累計13万部という驚異的なヒットを叩き出した。

ビジネス書グランプリ マネジメント部門1位受賞

だがそれ以来、「組織論」においては目新しいイノベーションがなくなっているんじゃないかと退屈に感じている。

『ソース原理』はそれを打破できるかもしれないが、厳密には組織論ではない。(個人のアイデアの誕生の瞬間とそれをうまく引き渡す役目の話だと解釈している。)

『ティール組織』は、『インテグラル理論』を理論の根拠において提唱された組織論だ。もしそうだとしたら、ティールは最終地点ではなく、次のパラダイムがあるということだろうか?

今回、ティールの次である「ターコイズ」がどんな組織形態であるかを調べてみた。

「ティールの次」はどんな姿か?

著者であるフレデリック・ラルーさんに直接訊ねた際の、インタビュー内容の引用

対話の中で、「ティールの次はターコイズとなっているけれど、組織に当てはめるとどんな姿なんだろう?」という問いが誰かから出された。
「僕も答えをもっているわけではないけれど、すごく近いかもしれないと思った組織はひとつある」
その組織は、「システミック・コンステレーション」という手法を用いて、すべての経営判断を行っているという。
システミック・コンステレーションは、あるテーマに対して「意思決定に関わる人」「お客さん」「利害関係者」「お金」「ビジョン」といった要素を、その場にいる人たちの身体に割り当てて室内に配置し、感覚に従って身体を動かすというシステムセンシングの方法だ。
自分個人の考えや論理は手放して、あくまで自分に割り当てられた「要素」の声に耳を傾ける。それぞれの人が身体のセンサーに従って動き出すと、システムが相互作用を起こしながら動的に変化していく。最終的にはある種の落としどころに勝手に収束していく。
「先日訪ねてきたオーストリアのファシリテーターから聞いたんだけど、家族経営の小さなホテルで、山の中に大きなホテルをつくる計画があったらしい。それが最初はまったくうまくいかなかった。6年くらい計画をしていても、建設も始まらない」
「そんな中、彼らは一度すべてを白紙に戻して、ゼロからやり直した。建築家も計画も何もかも変えた。そして、そのファシリテーターの女性と組んで、コンステレーションを使ってすべての意思決定を行うということを決断したというんだ。例えば『部屋の数』『部屋の名前』『価格設定』、考えられることすべて。そうして決めていくと、やり直してから最初のお客が入るまでにかかった期間は、なんとたったの1年だった。もしかすると、これはターコイズにすごく近い在り方かもしれない」
この話には僕らも唖然となった。確かに、「部屋の数」や「価格設定」は経営での肝となるものだが、それを同意が得るまで言葉で議論しようとすると、多様な意見が飛び交って結論がまとまらない可能性もある。いろんな意見が出た中で最終的に経営者が決断したとしても、確信や納得感がもてない人が出てくるかもしれない。
実際、そのホテルはシステミック・コンステレーションによってさまざまなことを決定し、結果的にプロジェクトはうまくいって、今もそのやり方を続けて経営を行っているという。
おそらくシステミック・コンステレーションについて初めて聞いた人は、何のことやらさっぱりわからないだろう。僕自身も初めて聞いたときは意味不明であった。しかし、ギリシャのNext Stage Gatheringやさまざまな場で何度かセッションに参加したとき、むしろ頭で考えて行動しているこれまでのやり方の方が、実は不自然なのかもしれないと少し感じたのも確かだ。
フレデリックさんも同様である。システミック・コンステレーションで経営することが素晴らしいと言っているわけではない。ただ、そのような方法論で経営を回している組織があることに驚き、好奇心をもっている。
おそらく、言語を使わない、大いなるシステムのメッセージに従って組織が機能することもありうるのかもしれないと思っているようだ。自分自身の枠組みの外側にあるものごとであっても、可能性を探求する扉は閉ざしてはいない、その好奇心とオープンさが、彼が著した偉大なる研究成果につながったんだなと改めて思った。

全体性(ホールネス)のある暮らし――『ティール組織』著者フレデリック・ラルーさんを訪ねて①

詳しくは、こちらの動画の"2:13~"を視聴してほしい。

システミック・コンステレーション

システミック・コンステレーション(Systemic Constellation)は、家族システムや組織、人間関係などの問題を解決し、調和を取るためのワークショップやセッションで使用される心理療法的なアプローチだ。この手法は、ドイツの心理学者であるベルテル・ヘルシュベルガー(Bert Hellinger)によって提唱された。
システミック・コンステレーションの主要なアイデアは、問題や課題が個人や組織のシステム内の動的な関係に影響を及ぼしているという考え方である。このアプローチは、無意識の影響やシステムのダイナミクスを可視化し、問題の原因や解決策を見つける手助けをすることを目指している。
具体的には、以下の手順を通じてシステミック・コンステレーションが行われる:

  • 代理者の使用: 問題の関連者を代理者として扱う。代理者は通常、参加者の中から選ばれる。これにより、システム内の関係性やエネルギーが具体的に可視化される。

  • 配置の構築: 代理者が部屋の中で特定の位置に配置される。これにより、システムの構造や関係が見える形で表現される。家族の場合は、親や祖父母、子供などの役割や位置が表現される。

  • ダイナミクスの観察: 配置された代理者の位置や動きを観察し、無意識のダイナミクスやブロックが明らかになる。参加者やファシリテーターは、これを通じて問題の要因や関連性を理解しようとする。

  • 調整と解決策の見出し: 代理者の配置や動きを調整することで、問題を解決し、調和を取る方法を見つける。参加者は、新たな視点や洞察を得ることで、問題解決に向けて進展させようとする。

システミック・コンステレーションは、非常に直感的で感情的なアプローチであり、無意識の力やシステム内の影響を理解するための手法とされている。ただし、このアプローチには批判的な意見や科学的な裏付けが求められる側面もあるため、個々の体験と判断に基づいて受け入れるかどうかを決定する必要がある。

システミック・コンステレーションの具体的な手法やプロセス

  • 代理者の配置: システミック・コンステレーションでは、問題や課題に関連する人物や要素を代理者として配置する。代理者は通常、参加者の中から選ばれ、その人物や要素を代表する役割を果たす。

  • 空間の配置: 代理者は部屋の中で特定の位置に配置される。例えば、家族の場合は家族のメンバーや要素を、組織の場合は従業員やリーダーを表す代理者が配置される。これにより、問題や関係性のダイナミクスが可視化される。

  • ダイアログと動きの観察: 配置された代理者同士がコミュニケーションを取り、動きをすることで問題や課題の潜在的な要因や関係性が観察される。ファシリテーターや参加者は、代理者同士の相互作用やエネルギーを観察する。

  • 問題の可視化: 代理者の配置と動きにより、問題や課題に関連する構造や影響が可視化される。無意識的な要因やダイナミクスが明らかになり、問題の根本原因を理解しようとする。

  • 調整と癒し: システミック・コンステレーションでは、問題を解決するために代理者の配置や動きを調整する。適切な位置や関係性を再構築することで、問題の解決や調和を促進する。これにより、個人や組織内のエネルギーが調整され、癒しのプロセスが始まることがある。

  • 新たな視点や解決策の発見: 代理者の配置と動きを通じて、新たな視点や解決策が見つかることがある。問題や課題に対する新たな理解や洞察を得ることで、改善や変革の道筋を見つけ出す。

インテグラル理論におけるターコイズ段階

インテグラル理論は、複雑な現実を包括的に理解するためのアプローチであり、ケン・ウィルバーによって提唱された。インテグラル理論は、さまざまな側面や次元を統合し、個人、社会、精神、文化などを包括的に理解する枠組みを提供する。

「ターコイズ」は、インテグラル理論における発展段階(ステージ)の一つを指す。インテグラル理論では、個人や社会の成長、発展、意識の進化を段階的に捉えている。ターコイズは、その中で最も高度な段階の一つとされており、他の発展段階を包含し、統合する段階だ。ターコイズの特徴としては以下の点が挙げられる:

  • 包括的な視点: ターコイズの意識は、個人や集団、文化、さらには地球全体を包括的に理解しようとする傾向がある。異なる価値観や信念を尊重し、統合する力を持っている。

  • エコシステム意識: ターコイズの発展はエコシステム全体に目を向けることを強調する。人間と自然の共存や調和を重視し、持続可能性を大切にする。

  • 直感と洞察: ターコイズの意識は、直感や洞察を大切にし、複雑な問題や状況に対する新たな視点を得る能力を持っている。

  • 柔軟性と共感: ターコイズの段階では、多様な視点や文化を理解し、柔軟で共感的なコミュニケーションを重視する。他者との共感に基づいて協力し、共に成長しようとする。

  • 意識の進化と個人成長: ターコイズの意識は、個人の内面的な成長と意識の進化を重視する。個人の成長がより大きなシステムやコミュニティの進化に貢献すると信じている。

インテグラル理論の観点から見ると、ターコイズは個人と集団の進化の次のステップであり、より包括的な視点と深い共感を持って、複雑な問題に対処し、持続可能な未来を構築するための能力を表している。

ターコイズ組織とは

「ターコイズ組織」という概念は、ティール組織よりも一歩進んだ組織のあり方を表現するための概念だ。ティール組織は従来の階層的な組織モデルを超えたアプローチを取るものであり、ターコイズ組織はそのさらに進化した形態を指す。以下に、ターコイズ組織の特徴をいくつか紹介しよう。

  • 共感と共鳴: ターコイズ組織は、メンバーやステークホルダーとの共感と共鳴を重視する。組織の目的や活動は、個々のメンバーの内面的な志向や価値観と調和するように設計される。

  • 環境への調和: ターコイズ組織は、組織が存在する社会や環境との調和を追求する。社会的責任や環境への配慮が組織の行動の中心に位置し、持続可能性を重視する。

  • 自己組織化と相互依存: ターコイズ組織は、さらに高い度の自己組織化を追求する。メンバーは個々の役割と責任を自己調整し、同時に他者との協力や相互依存を通じて、組織全体の目標を達成する。

  • 継続的な学習と変容: ターコイズ組織は、絶え間ない学習と変容を支持する。メンバーは自己成長と組織の進化を通じて、持続的な改善と革新を追求する。

  • 融合と調和: ターコイズ組織は、多様な視点やアイデアの融合を促進し、調和を重視する。異なるバックグラウンドや専門性を持つメンバーが協力し、新たな解決策を見つけ出すだろう。

  • 意識の拡大: ターコイズ組織は、個々のメンバーの意識の拡大を奨励する。個人の内面的な成長と深化が、組織全体の進化と繁栄に寄与するとされる。

ターコイズ組織は、ティール組織の原則を更に発展させ、個人と組織、社会とのつながりをより深化させた形態だ。ティール組織からターコイズ組織への移行は、より高い次元での共感、持続可能性、自己組織化、意識の拡大などが求められる変革を意味する。ただし、これは理論的な概念であり、実際の組織にどのように適用されるかは、その組織の状況や文化によって異な流だろう。

ターコイズ組織になるには

個人

インテグラル理論における「ターコイズ」の段階に到達するためには、自己成長、意識の進化、個人と共同体の変容を追求するプロセスが必要だ。以下に、ターコイズ段階に向かうための重要な要素をいくつか紹介しよう。

  • 自己認識と内省:

    • 自己の価値観、信念、行動のルーツを探求し、自己認識を深めることが重要だ。内省や瞑想、自己探求のプラクティスを通じて、自己の内面に目を向けることが必要になる。

  • 複雑な視点の開発:

    • ターコイズの段階は包括的な視点を持つことを重視する。異なる視点や意見を受け入れ、統合しようとする姿勢を養う必要がある。多様な領域や文化に興味を持ち、それらを結びつける力を育むことが重要だ。

  • 共感と共鳴の深化:

    • ターコイズの段階では、他者との共感や共鳴が重要だ。他人の立場や感情を理解し、共感する力を高めることが求めらる。個人間や集団間の調和を追求する意識を醸成する。

  • エコシステムへの意識:

    • ターコイズの段階では、個人や組織だけでなく、地球全体やエコシステムの側面にも注意を向けることが重要だ。環境への調和を大切にし、持続可能性の視点を取り入れる。

  • 持続的な学習と成長:

    • ターコイズの段階に至るためには、継続的な学習と成長の姿勢が必要だ。新たな知識やスキルを習得し、自己の進化と組織や共同体の進化に貢献する。

  • 自己組織化と共同創造:

    • ターコイズの段階では、自己組織化や共同創造の能力が重要だ。自己の目標と組織の目的を調和させ、柔軟に変化する能力を養う。

  • 高い倫理と規範:

    • ターコイズの段階では、高い倫理観と道徳的な行動が重視される。自己と他者への責任を強調し、社会的な正義や公共の利益を考慮する姿勢を持つ。

これらの要素を取り入れつつ、自己成長と共同体の成長を両立させるプロセスを通じて、インテグラル理論の「ターコイズ」段階に向かって進むことができる。ただし、これは個人の旅であり、個人のペースや状況に合わせて進めることが重要だ。

組織

ターコイズ組織になるためには、高度な自己認識、組織文化の変革、個人と組織の成長を促進する様々なステップを検討することが重要だ。以下に、ターコイズ組織に向けたアプローチや手法をいくつか紹介しよう。

  • 自己認識と内面の成長:

    • ターコイズ組織を実現するためには、個人の内面的な成長が不可欠だ。自己認識を高め、自身の価値観や信念、行動パターンに対する深い理解を得ることが大切だ。瞑想、内省、コーチングなどの方法を活用して、内面の成長を促進する。

  • リーダーシップと組織文化の変革:

    • リーダーシップ層が変革の先頭に立ち、ターコイズ組織への移行をリードすることが重要だ。組織文化を柔軟で共感的なものに変え、従業員の声を尊重し、自己組織化を奨励するべし。

  • ティール組織の原則の導入:

    • ターコイズ組織に移行するためには、ティール組織の原則を導入して組織内のプロセスや構造を再考する。自己組織化、参加型意思決定、オープンなコミュニケーションなどの原則を組織に取り入れる。

  • 共感と共鳴の文化構築:

    • ターコイズ組織は共感と共鳴を重視する。組織内の人間関係やコミュニケーションを改善し、異なる視点やバックグラウンドを尊重する文化を醸成する。

  • 持続可能性と社会的責任:

    • ターコイズ組織は持続可能性や社会的責任を重要視する。組織の活動やビジョンが地球全体や社会に対してどのように貢献できるかを考え、行動に反映させる。

  • 継続的な学習と革新:

    • ターコイズ組織は継続的な学習と革新を奨励する。従業員が自分のスキルや知識を向上させ、組織内のプロセスやアプローチを改善する文化を築く。

  • 組織全体のビジョンと目的の再構築:

    • ターコイズ組織は高い次元のビジョンや目的を持つ。組織全体が意義ある目標に向かって進むために、ビジョンと目的の再構築が必要だ。

これらのアプローチを組み合わせて、ターコイズ組織への移行を進めていくことができる。ただし、組織の特性や状況に合わせてカスタマイズされた戦略を検討することが重要だ。

おわりに

ターコイズ組織の本質は、以下に集約されるであろう。

自分個人の考えや論理は手放して、あくまで自分に割り当てられた「要素」の声に耳を傾ける。それぞれの人が身体のセンサーに従って動き出すと、システムが相互作用を起こしながら動的に変化していく。最終的にはある種の落としどころに勝手に収束していく。
おそらく、言語を使わない、大いなるシステムのメッセージに従って組織が機能することもありうるのかもしれない。

全体性(ホールネス)のある暮らし――『ティール組織』著者フレデリック・ラルーさんを訪ねて①

特殊な役割を担うリーダーたちが各々の役割の声を受信してアクションを実行する…「ソース原理」とも関連する。

図:Source Principleの全体像について(令三社にて作成)

「ターコイズ組織」について調査すると、すでに何個か記事が見つかったが、あまり鵜呑みにしない方が良いと感じる。

できれば、一次資料・情報に当たる『インテグラル理論』やフレデリック・ラルー氏の発言内容から自分なりに解釈すべきだろう。

そもそも、オレンジ段階の意識のリーダーが「ティール」を真似て方法論だけを導入したとしても、それはただのアジャイルなオレンジ型の組織だろう。(それはそれで悪くはないのだが)
要するに、意識がティールに目覚めた人が作るチームはティール組織だし、そうじゃない状態の色の意識の人がいくらティール組織を再現しようとしても上手くいかないものなのだ。

だからこそ、リーダーやメンバーの意識の変容が不可欠だ。では、どうすれば高次元の意識に到達できるか?

「インテグラル理論」著者ケン・ウィルバー曰く、瞑想を含む「インテグラル・ライフ・プラクティス」を通して、より高次元のパラダイムに意識が脱皮・進化がしやすいとのこと。

インテグラル・ライフ・プラクティス マトリックス 出典:『INTEGRAL LIFE PRACTICE 私たちの可能性を最大限に引き出す自己成長のメタ・モデル』p82

インテグラル・ライフ・プラクティス

インテグラル・ライフ・プラクティスは、ケン・ウィルバーのインテグラル理論に基づいて、個人の成長と発展を促進するためのアプローチだ。これは、物理的、感情的、精神的、社会的な側面を包括的にカバーし、個人の全体的な健康と意識の進化を支援する方法論だ。以下に、インテグラル・ライフ・プラクティスの具体的な要素をいくつか紹介しよう。

  • 身体的な側面:

    • 身体的な健康を保つために、バランスの取れた食事、運動、休息が重要だ。定期的な運動やストレッチ、瞑想などを取り入れて、身体の調和を保つことが目指される。

  • 感情的な側面:

    • 感情の理解と調整が重要だ。感情を受け入れ、適切に表現し、癒すプラクティスを取り入れることで、内なる平和と情緒的なバランスを追求する。

  • 知的な側面:

    • 知識や教養の向上を追求し、学習と知的な刺激を大切にする。読書、学習、ディスカッション、問いかけなどを通じて、知識と洞察を広げる。

  • スピリチュアルな側面:

    • 内なる意識の深化やスピリチュアルな成長を促進する。瞑想、祈り、自己探求のプラクティスを通じて、自己とのつながりや意識の拡大を追求する。

  • 社会的な側面:

    • 他者との関係性や社会的な繋がりを大切にする。共感、協力、コミュニケーションのスキルを発展させ、社会的なネットワークを築く。

  • クリエイティブな側面:

    • 創造性や表現力を育むことも重要だ。芸術、音楽、執筆などを通じて、自己表現とクリエイティビティを発展させる。

  • 倫理的な側面:

    • 高い道徳的な基準を持つことが重要だ。他者や環境への配慮と尊重を大切にし、社会的な責任を果たすことを追求する。

これらの側面をバランスよく統合し、自己成長と意識の進化を促進することが、インテグラル・ライフ・プラクティスの目標である。自己の状況や目標に応じて、これらの要素をカスタマイズして取り入れることが大切だ。

著者のアクション

最後にぼくが日常的に行なっているアクションをリストアップしよう。

  • 知識の探究にあたって一次資料を参考にする

  • 瞑想をする

  • 善悪のような二元論を避けて、どちらも受容する統合的なマインドを持つ

  • 心の影(心理学用語:シャドー)と向き合う

追記

今回の記事作成にあたって、ChatGPTを大々的に活用した。文章を書くのは大変だが、専門用語の代筆は人工知能がやってくれるから、執筆が楽になった。

この記事を読むだけでは、「ターコイズ」の本質は理解できないだろうし、ましてや組織作りなんて不可能だ。
しかし、これをきっかけに自分自身で学習するきっかけになっていただければ幸いだ。


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