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京都髙島屋グランドホール 「デザイン・ダイアローグ メゾン・エ・オブジェ・パリ展」~展覧会#11~

インテリアとデザインの国際見本市

東京日本橋の髙島屋に続き、京都の髙島屋でも、「デザイン・ダイアローグ メゾン・エ・オブジェ・パリ展」が開かれました。
「メゾン・エ・オブジェ」というのは、1995年に始まったインテリアとデザインの国際見本市で、毎年1月と9月にパリで開催されています。
今回の日本での展覧会は、今日のフランスや世界のデザイン分野における才能の多様性を知る機会として貴重なものであり、同時に日本で注目されている新進クリエーターの作品を知る機会にもなりました。

1.DESIGNER OF THE YEAR

展覧会は3部構成になっています。

【第1部】過去に「デザイナー・オブ・ザ・イヤー」を受賞したクリエーターの中から21名の作品を選ぶ。今回は椅子と照明を組み合わせた代表作を展示する。

プロローグ展示 ル・コルビュジエ「外部に倦怠が漲る」(タペストリー) 髙島屋史料館所蔵
パオラ・ナヴォーネ(イタリア)
パトリック・ジュアン(フランス)
吉岡徳仁

2.What`s New?


【第2部】「ホワッツ・ニュー」というテーマで、デザインやインテリア、ライフスタイルのマーケット、それからクリエーションの進化の3つを主軸に、出展者のコレクションの中から厳選された新作を展示する。

3.RISING TALENT AWARD


【第3部】「ライジング・タレント・アワード」を受賞した新鋭のクリエーターの中の、特に7人の日本人の作品を中心に展示する。

氷室友里
簑島さとみ
ウェンディ・アンドレウ(フランス)

三澤 遥「動紙」

ご紹介した作品は一部だけですが、全体の雰囲気が少しでもお伝えできたら幸いです。
私が訪れたのは京都髙島屋で開催された展覧会の最終日でした。若い人たちが熱心に鑑賞していました。美しく、かつ心地よいデザインは、見る者の目を楽しませてくれます。触れてみたい衝動をおさえながら、幸せな時間を持つことができました。
この展覧会は、次は名古屋に巡回する予定です。


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