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「ブレット・トレイン」(弾丸列車)観てきました!
久久久しぶりの映画
前に映画を観たのがいつで、何を観たのかも思い出せないくらい、久しぶりの映画でした。
観てきたのは、ブラッド・ピット主演の「ブレット・トレイン」。
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109シネマズで使える映画の招待券を前にもらったのですが、それが9月中のみ。ふと気がつくと期限は明日までというので、急遽調べて、近くにあるEXPOの映画館に出かけました。
伊坂幸太郎の小説『マリアビートル』
前の勤務先では、図書の仕事を兼務していたのですが、新しい本をいろいろ購入しました。伊坂幸太郎は人気があったので、そのデビュー頃から多くの作品をそろえていました。『マリアビートル』が出たのは10年ぐらい前でしたね。東北新幹線が、新青森まで全線開通した頃でした。
『マリアビートル』は、東京から盛岡までの新幹線を舞台にする3組の殺し屋たちが繰り広げるドタバタ劇を描いています。
当然わたしも読みましたが、入り組んでもつれた糸が最後にほぐれていくストーリーや、登場人物の個性の強さなど、伊坂幸太郎らしい作品だったと記憶しています。しかし、詳しい内容はすっかり忘れていました。
『マリアビートル』は、2021年にイギリスとアメリカで『Bullet Train』という英題で出版されますが、それ以前にアメリカでの映画化の動きが始まっていたようですね。
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息を継がせぬ展開
さて、映画「ブレット・トレイン」ですが、おそらくこのnoteでも、この映画について書いておられる人はたくさんいるでしょうね。
「ブレット・トレイン」は、伊坂幸太郎の『マリアビートル』の登場人物やストーリーをなぞりながら、映画独特の映像のおもしろさもふんだんに採り入れて、最後まで観客を退屈させないエンタメ性満載の映画だといえます。
撮影はすべてアメリカ国内で行われたそうです。
映画のストーリーについての細かいコメントは控えておきますが、「おいおい、それは変やで!」と突っ込みたくなる場面がいっぱいあって、そこがまたこの映画のコメディ性を作り出しているのかもしれません。
たとえば、・・・
・この「弾丸列車=新幹線」は、東京を夜に発って翌朝に京都に着く。
・富士山が見える場所がおかしい。
・夜明け頃に米原駅に着くが、山の中のように霧か靄が立ちこめている。
・駅に刀や銃を持ったヤクザが大勢待機している。
・新幹線のフロントガラスを手で割る。
ほかにも色々ありますが、外国人の日本観が出ているのでしょうかね。
それにしても、この映画、いったい何人殺されたのかわからないほど、大勢の人が銃で撃たれ、刀で切られ、ナイフで刺されます。R-15になっているのは、そのせいです。
最後は「勧善懲悪」(何が善かわかりませんが)というか、より善に近い方が生き残る結末で、観客はホッと息を継ぐことができます。
わたしの感想を言えば、ひとこと「おもしろかった」でしょうか。
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