日本人でいたい。
車を運転していると、横断歩道で立ち止まる野球少年。
車を止め、少年が横断歩道を渡り終わる時、
少年は、脱帽し、私の方に体を向け礼をした。
そして、反対車線の車にも。
心が洗われる思いがした。
日本人でよかった。と。
日本人でいたい。と。
1 会釈
子供の頃、祖母の後を歩いていると
車が通るたびに、車の人に会釈する祖母。
そんな姿を真似して最敬礼をしていた私。
外国で日本人を見分ける一つが会釈らしい。
日本人はよく会釈をするらしい。
道を譲ってもらったっとき、
お先にどうぞとされたとき、
「ありがとう」を会釈で返す。
それが日本人。
忘れないでいたい。
2 挨拶
適当な挨拶をしていないだろうか。
あの野球少年のように
おへそを向けて
きちんと挨拶できているだろうか。
ついつい蔑ろになりがち。
毎朝家族におへそを向けて挨拶していないような気がする。
会社ですれ違った人におへそを向けて挨拶していない気がする。
通りすがりの知らない人でも昔は挨拶していたが
今はしたらいけないらしい。
でも私はしようと思う。
希薄になりがちの現代の人間関係。
おへそを向けた挨拶が大切だ。
3 礼儀やマナー
ついつい適当になりがちだし、
そんなの気にしなくていいやと思いがちな礼儀やマナー。
なんのためにその礼儀があるか
なんのためのマナーか考えてみると
互いに気持ちよくいられるためだと思う。
わざわざ嫌な気持ちにする必要はない。
相手への敬意を持った礼儀やマナー。
昔はもっともっと
親が厳しく躾けていたのだろう。
「国民禮法」という戦前戦中の礼儀作法が載っている教科書がある。
今一度日本人の教科書として広まってほしいと思う。
親ができていないことを
子供ができるわけがない。
まずは私ができるようになろうと思う。
日本人でいたいから。
日本人であることを誇りに思いたいから。
そして、私のちょっとした行動が
あの野球少年のように
誰かの心に。
そんなふうに広がって行くといいな。
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