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安全な食材の選び方〜卵編〜

安全な卵の選び方について紹介します。
(参考文献:『安全な食材は自分でえらぶ』野本健二著、河出書房新社出版)

卵の色

卵の殻は何色が美味しそうに見えますか?
茶色の方が栄養価が高そうに思われがちですが、
卵の殻の色は鶏の羽の色です。
人間も一人一人肌や髪の毛などの色の違いがあるように
鶏にも違いがあるだけです。

黄身の色も黄色の方が美味しそうに見えがちですが、
鶏の食べたもので、黄身の色は変わってきます。
普通の雑穀を食べたナチュラルな卵は、薄い黄色です。

我が家では、鶏を平飼いして、野菜や糠をメインを食べているので、
薄い黄色の卵です。

ここで怖いのが、黄色の黄身の方が美味しそうという印象操作の影響で
飼料に着色料を混ぜている場合があるということ。

黄色すぎる卵は気をつけた方がいいかもしれません。

消費期限と排卵日

消費期限と排卵日は同一ではありません。
卵は常温で1ヶ月以上持ちます。

生産業者は、市場の動きをみて、
高値で売れる時に出荷します。

そのため、スーパーに並ぶ卵の消費期限が先だから、こっちの卵の方が新鮮ということはありません。

ただ、消費期限は安全に食べられる十分な期間であることに違いはありません。

卵の鮮度は、排卵日を基準に選びましょう!

ストレスと投薬

ゲージ飼いでも、平飼いでも、狭いスペースで飼育していれば、ストレスがかかり病気になりやすく、投薬回数も増えます。

広いスペースで飼育している鶏の方が投薬数は少ないもしくはないと考えていいと思います。

生産者の情報をネットなどで調べ、飼育状況を確認してみましょう!

まとめ

卵の殻・黄身の色などで卵を選ぶのはやめましょう!
広い場所でストレスなく育った卵を買いましょう!
気にしている生産者は、消費者にわかるよう表示もしくは、HPなどで広報している可能性があるので、確認して選ぶようにしましょう!

ちなみに、田舎の我が家は、家の近くに鶏を飼い始めました。
3羽と少ないですが、4人家族で十分なほど産んでくれ、
今年は卵を購入していません。

子供達も、こんなふうに卵が出来ると感じてくれていると思うし、
餌の準備やお世話を通して、食べることの残酷さと大切さを感じてくれたらいいなと思っています。





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