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上手に流れに乗る

心に染みる映画
「PerfectDay」
DVDで見返しながら感じたこと。


1 変わらないルーティン

役所広司演じる主人公平山さんは
毎朝近所の神社のおばちゃんが竹箒で道路を掃く音で目覚める。
布団を畳んで
顔を洗って、歯磨きをして
着替えて玄関を出るとその日の空を眺める。
そんな毎日のルーティンの中で生きている。

子育てをしていると難しい時もあるけれど
私も日記と床掃除だけは続けている。
本当はヨガや瞑想を毎日したいけれど
出来てない日の方が多い。

自分なりにトリガーを作って
ルーティンにしたいと試行錯誤中の日々だ。

平山さんのような生活(習慣)は
続けられていることが素晴らしく。
私もあんなふうに習慣化したいと思っている。

2 変化を楽しむ

このルーティンが崩れる時
多くの人は嫌な気持ちになるのではないだろうか?
私は特にそうだ。

予定や計画が崩れると心が乱れ始める。

しかし、平山さんは
いつもと違ったことが起きても
上手に流れに乗っている。

ルーティンで固定化されることなく
柔軟に。

起きた事実を否定せず
起きた事実に反抗せず
起きたことをそのまま受け止めて。

3 上手に流れるために

そんな平山さんを見ていて思うのは、
平山さんの中にも
変えられない部分があって、
でもその部分以外は上手に変化を続けているということだ。

変わらないルーティンのなかで
変わり続ける日々がある。

変わらない信念があって
変わり続ける心がある。

変わり続ける流れに
頑固になりすぎず
流されすぎず
そのまま受け止めて
ありのまま受け止めて
上手に流れる。

生きているといろんなことがある。
その時々で自分がありすぎると
周りとぶつかってしまうことが多くなる。

そうではなく、
ここだけは譲れない軸以外は
うまく流れることが大切だなと思う。
軸は出来るだけ小さなものでいい。

自分の中の軸をしっかりと見直して
余分なこうすべき(固定概念)は捨てて
柔軟に
上手に
流れて生きていけたらいいなーと思う。



《つぶやき》
Perfect Days
日本人にぜひ見てほしい映画だ。

今の日本人は忙しくてすぎる
いろんな情報に左右され
どうでもいいことに過激に反応して
無駄なことに時間を奪われている。
昔の日本人はなんでも手に入らなかったけど
不便だったけど
心が裕福だったような気がする。

心豊かに
大らかに
生きていけたら。

平山さんは
私たちに大切なことを教えてくれる。

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