安全な食材の選び方〜牛乳編〜
安全な牛乳の選び方について紹介します。
(参考文献:『安全な食材は自分でえらぶ』野本健二著、河出書房新社出版)
殺菌方法
牛乳は殺菌が義務づけられていますが、殺菌することで牛乳本来の栄養素や風味は減っていきます・
日本で一番多い殺菌方法が130度の高温で殺菌する方法。(UHT法)
これは、タンパク質やカルシウムが変化して、吸収率も悪くなり、風味も悪くなります。
酪農文化のある国では、日本のような高温の殺菌は行わず、低温(60から75度)で殺菌する方法が主流です。
ただ、低温の場合、衛生管理を徹底する必要があるため、経費が高くなる傾向があります。
市販牛乳の種類
生乳は放っておくと、乳脂肪分が表面に分離していきます。
そうならないように、脂肪を潰す工程がホモゲナイズです。
ホモゲナイズしていない一番生乳に違い牛乳がノンホモ牛乳。
生乳にホモゲナイズの処理を行っただけの牛乳を成分無調整牛乳。
生乳成分に手を加えたものを加工乳。
加工乳の中には、乳脂肪分を減らした低脂肪乳やカルシウムや鉄分を添加したもの、バターと脱脂粉乳の割合を調整して水で牛乳に戻したものなどがあります。
まとめ
牛乳は、できるだけ生乳に近いものを選ぶことをおすすめします。
加工乳はできるだけ避けて、可能であれば、低温で殺菌されたものやノンホモ牛乳を選んでみてください。
我が家も、牛乳はできるだけ低温のものを選びますが、週一回の購入で日持ちがしないこともあり、低温もしくはノンホモ牛乳とUHT法の殺菌をしてある牛乳をそれぞれ1本ずつ購入しています。
ただ、本当に味が違います。
子供は何も言わなくても、ノンホモ牛乳を好みます。
少し値段は高いですが、生乳に近いものを選びたいです。
また、牛乳は消化しにくいとも言われていますので、オーツミルクなども混ぜながら自分の体に合ったものを摂取するようにしましょう!
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