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すぐに役に立つものはすぐに役に立たなくなる
自己啓発本やビジネス本を読むことも多い。
ただ、最近思うのは
すぐに理解できるものより、今はよくわからないことの方がいいのかも
ということだ。
1 本を読んでおもうこと
私の選ぶ本の種類は
自己啓発本・ビジネス本
がメインだ。
最近自己啓発やビジネスの本はたくさん出版されている。
確かにわかりやすいし、今からやってみようと思うものばかりだ。
ただ、なんだかふわっとしているなと思うことが多い。
重みがないというか。
心に響かないことがある。
すぐに役に立つのに、でも何か違う。
そんな風に感じ始めていた。
2 重みのある本
今年に入って、昔から長く読み続けられている本を
選ぶようになってきた。
ずっと昔に出版されて、今も読み継がれている本。
そんな本は読むのに時間がかかる。
理解するのにも時間がかかる。
理解できない時もある。
全然わからないときもある。
でもなんだかずっと心の隅にいる。
なんだったんだろう。
何が言いたかったんだろう。
わからないまま過ごしていくうち
ふとした時に
「あっ」と心の隅から顔をだす。
「そういうことなのか。」
でもわからない。
でも心の隅にある。
そんな本が名著なのかもしれないと思う。
3 今すぐにわからないものの方が役に立つ
全然すぐに役に立たないし
全然すぐにいい!なんて思わない。
でも多分
すぐにわかるものはすぐわからなくなるし、
すぐに役に立つものはすぐに役に立たなくなる。
だけど
すぐにわからないものの方が長い目でみると役に立つような気がする。
わからないまま入ってきたものが
自分の中で自分なりに熟されて
自分に合う形になって役に立つような気がする。
多分答えは何十年も経ったのちに
自分が感じるのだろう。
そんな気がするから
今は、すぐにわからないものに興味が湧いている。