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焼きペヤングメーカー
焼きペヤングメーカーをご存知でしょうか。おなじみまるか食品の「ペヤングソースやきそば」は通常茹でこぼして作りますが、これを焼いて作るための専用ホットプレートです。
大元はクラウドファンディングで仕掛けられた企画ものでしたが、例のペヤングロゴまでついたファン心をくすぐる仕掛けなどもあり、値段もそんなに高くなかったので店主連で一台ずつ即発注。入手後は店で何度か使っていました。
この焼きペヤングメーカーは電源スイッチのみのシンプル設計で、電源を入れると180度前後の温度を維持してくれます。ここで湯を沸かしながらペヤングの具と麺をふやかし、炒め煮のような形で水分を飛ばしながらソースを絡めるという、袋麺焼きそばのような作り方になっていました。
通常の作り方よりも水分が抑えられて麺が締まるため、ソースの絡みもよくて美味しくなります。お店で出す際は、ソースに関してはエルメスやイカリなどのプレミアムなものもお好きなように使っていただく仕様でした。もちろんそこはスリムですので、最後に「トリュフオイルたらり」もありで、ここまでやると別な食べ物になります。思い出すだけでお腹が空いてきます。
ちなみに、このペヤングメーカーの180度キープは他の揚げ焼きものにも意外に使い勝手が良く、以前紹介したチーズトーストを作る際にも使えます。予想外の売れ行きで、今では一般販売で入手できるようです。
「ペヤング」は「ペア」と「ヤング」から産まれた造語で、若いカップルが分け合って仲良く食べる様を願っていたそうです。2パック分超大盛りにも対応しているので、おうちごはんにも良いかもしれませんね。