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狛江ビャンビャン麺

日本ではまぁお見かけしないようなものすごい漢字が大陸にはあったりしますが、この漢字読めるでしょうか。

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読めないですよね。58画もあります。「ビャン」と読みます。この文字を2回も使った「ビャンビャン麺」という料理があります。発祥は西安の方のようですが、香港で食べた時にすっかりハマりました。

狛江スリムはバーですが、基本的には2軒目・3軒目のお店なので、シメの炭水化物をご希望されるお客様が結構いらっしゃいます。アゴ出汁なんぞを出していることにももちろん起因しているかと思います。ご飯やビリヤニを炊くこともありますが、必ず置いている定番メニューも考えよう、ということで開発したのが狛江ビャンビャン麺でした。

ビャンビャン麵は言ってみればきしめんのようなもので、幅広の小麦の麺を、薬味を入れたピリ辛のソースで和えたものです。あまり店内で複雑なことはできないので、麺ロールから切り出した太麺を茹でて、XO醬を中心にいくつか調味料とネギを和えてお出ししていました。言ってみればオマージュ品です。

本家と比べると少し麺の厚みがありますが、一本でも食べ応えがあります。オーダーごとに生麺から茹でるため、どうしても15分程度はかかってしまうのですが、湯気があがる茹でたてはとても美味しいものです。

これをお出しするようになってから、店内には山椒ミル2種が置かれ、辛い物好きな方には好きなだけ痺れていただけるようになりました。

日本ではまだ他店で食べたことがないのですが、一部のラーメン屋さんや中華料理屋さんで楽しむことができるようです。今度見かけたら、ぜひ試してみようと思います。

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