2024年春、狛江駅周辺がワクワクする空間に! ~狛江駅周辺エリア 道路利活用方針~
皆さんこんにちは❗こまえのデザイン. (狛江市 未来戦略室)の銀林です。
狛江駅周辺エリアにウォーカブル※なエリアを創出し、賑わいをつくっていく“狛江駅周辺の快適な歩行空間創出プロジェクト” .
今回は、昨年10月に狛江駅周辺で実施したほこみち社会実験の結果などを踏まえて、市が今月取りまとめた『狛江駅周辺エリア 道路利活用方針』をご紹介します。
(※walkable=歩きやすい・歩きたくなる)
▼このプロジェクトの概要はこちら。
狛江駅周辺エリア 道路利活用方針とは。
この狛江駅周辺エリア 道路利活用方針は、地域の住民、事業者、まちづくり団体等の皆さんにご協力いただいた、狛江駅周辺の快適な歩行空間の創出に向けた官民連携協議会(ほこみち協議会)により、昨年6月から議論を重ねてきました。
また、昨年10月22日から30日までの9日間、狛江駅周辺の道路空間を利用して開催した、ほこみち社会実験『KOMAEわくわくストリートプロジェクト』や、その際に行った道路空間に関するパネルアンケートなど、道路を色々な形で実際に活用したり、駅周辺を利用する方の意見を伺いながら検討を進めてきました。
そして、これらの結果を踏まえ、来年度から始まる予定の狛江駅周辺エリアの道路整備とその後の管理・運用に向けて今回まとめたのが、狛江駅周辺エリア 道路利活用方針です。
道路空間の "作り方"と "使い方"
狛江駅周辺エリア 道路利活用方針は、現在の狛江駅周辺の道路空間の"使われ方"や課題をもとに、今後の利用イメージを複数のパターンでモデル化したうえで、この駅周辺エリアに求められる道路空間の
(1) 作り方(道路デザイン=ハード面)
(2) 使い方(管理・運営体制=ソフト面)
を、整理したものです。
(1) 作り方(道路デザイン)
まず、"作り方"については、今回の対象エリアの①平面図、②エリア内5か所のイメージパース、③各ゾーンの共通事項 の3つのパートで構成しています。
狛江駅周辺は、市の中心拠点としての"賑わい"が求められる一方で、平日の昼間は近隣の保育園の子どもたちのお散歩コースになっていたり、お年寄りが竹林を眺めながらゆったりと時間を過ごしていたりする、"憩い"の場としての側面も持ち合わせているエリアです。
今回の道路デザインでは、このような駅周辺の特性を踏まえ、その時々に応じて"賑わい"と"憩い"の使い分けができる、そんな滞留空間の創出をめざしています。
(2) 使い方(管理・運営体制)
一方、"使い方"については、
狛江駅周辺の賑わいづくりの核となる "地域まちづくり法人"の設立
狛江駅周辺のエリアマネジメントにおける重要事項等を協議・調整する "エリマネ協議会"の設置
の2点がポイントで、この2つは今後の駅周辺の賑わいづくりを "継続的に"行っていくための組織としくみになっています。
また、特に地域まちづくり法人については、ほこみち区域として占用する駅周辺エリアの管理・運営を通じて、様々な団体や事業者と連携しながら駅周辺の賑わいをつくっていく。その "中核"となることが求められます。
今後の予定
狛江駅の北側に隣接する市道は、令和5~6年度の2か年にわたり、改修工事を実施する予定です。
そして、この工事が完了したエリアから、令和6年度より順次ほこみち指定がなされ、地域まちづくり法人による一括占用と駅周辺の賑わいづくりがスタートします。
この駅前空間のリニューアルによって、狛江駅の周辺がもっと心地よく、ワクワクする空間に生まれ変わります。
どうぞ楽しみにお待ちください!