【R6 PJT紹介】Pjt01.狛江駅前ほこみち事業
こんにちは😊 こまえのデザイン. (狛江市未来戦略室)の銀林です。
私たち未来戦略室の職員は、市民の方からよくこんなことを聞かれます。
未来戦略室って、どんな仕事しているの?
…確かに、市役所の部署といえば、福祉や教育、産業振興、環境、都市計画、インフラ管理etc…、一定の領域で担当業務を持っているのが一般的ですが、私たち未来戦略室は、こういった行政の領域や分野をブリッジしながら、プロジェクト単位で業務を行うのが基本の部署です。
なので、反対に言うと、一言ではなかなか仕事内容がイメージしづらい。。
ということで、ぜひ市民の皆さんに私たちの業務を知っていただきたい! ということで、今回から4回連続で、令和6年度に未来戦略室が取り組むプロジェクトを紹介していきます。
第1回の今回は、
Pjt01.狛江駅前ほこみち事業
です。それではどうぞ!
事業の概要
この事業は、"狛江駅周辺に快適な歩行空間と賑わいを創出しよう" というプロジェクトです。
平成初期に小田急線の立体交差化と並行して行われた再開発から30年近くが経過し、リニューアルの時期を迎えていた狛江駅前。
狛江駅に隣接している高架下の小田急マルシェのリニューアルも、ちょうどこのタイミングでスケジュールされたことから、駅周辺の市道と小田急マルシェを一体的な空間としてリニューアルし、同時に道路空間の占用条件が緩和される国の "ほこみち制度" を活用して、狛江駅前に歩行者のための空間を広げていくことにしました。
そのため、この間、
令和4年10月、狛江駅前で初の社会実験を実施。
令和5年3月、狛江駅周辺エリア 道路利活用方針を策定。
令和5年度は小さめの社会実験を繰り返し行いながら、10月に駅前の賑わいづくりの中核を担う 一般社団法人 狛江まちみらいラボ(#まちラボ) を設立。
令和6年3月、駅周辺の関係者が共有する、狛江駅北口周辺の将来ビジョンとして、"狛江えきまちビジョン" を策定。
…と、リニューアル後の空間活用を見据えた準備を着々と進めてきました。
今年度の取組み
令和6年度は、第1期工事が完了し、歩行者専用道路になった小田急線の高架とエコルマ1の間の側道と、狛江駅改札前の道路で、ほこみち制度を活用した空間活用・にぎわいづくりが始まります。
また、この駅周辺の空間活用のプレイヤーが集まるオープンプラットフォーム 狛江えきまち会議(事務局:#まちラボ) の活動を支援しながら、小田急マルシェのリニューアルと連携したほこみちオープニングイベントやおしチャリキャンペーンを実施します。
また、今年の夏頃からは、駅前の旧噴水ステージと泉の森会館に下っていく側道の道路改修(第2期工事) が始まる予定です。
担当が考える、このプロジェクトのポイントは。
「ほこみち(歩行者利便増進道路)」制度は、国の道路法改正により令和2年に創設された新しい制度です。ほこみち制度の活用により、本来の通行目的以外の多様な目的・用途で道路を活用できるようになることで、人々の賑わいや憩いを生み、地域の活性化に繋がるものとして期待されています。
全国でもほこみちを導入する自治体は増えてきており、それぞれのまちの特徴に合わせた創意工夫が重ねられています。狛江駅前でほこみちの運用をしていくにあたり、市民の皆さんにいかに興味を持ってもらい、使っていただけるかが大事だと思っています。
ほこみち制度をうまく活用して、まちなかにたくさんの笑顔を作ることができたらと考えています。ぜひこれからの展開に期待してください!
こまえのほこみちの最新情報やイベントの詳細は以下のまとめサイトで随時紹介していきます。今後も進化を続ける狛江市のほこみちをお楽しみに!
今回も最後までお読みいただき、ありがとうございます。よろしければ、「スキ」や「コメント」をいただけると嬉しいです!
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