狛江市におけるドローン活用の検討②(ドローン×狛江市)
こんにちは。こまえのデザイン.です。
こまえのデザイン.では、最近、社会的にも注目が集まっているドローンの活用について、これまで主に市役所内部で進めてきた検討の様子をnoteでもお知らせしてきましたが、今回、この次のステップとして、一般社団法人日本UAV利用促進協議会(JUAVAC)と、狛江市におけるドローンの利活用に向けた基本協定を締結しましたので、その内容を中心にご紹介します。
前回の記事はこちら↓
これまでの経過
狛江市では、令和3年10月に市職員8名によるドローン活用検討推進会議を立ち上げ、狛江市におけるドローンの活用について、先進事例の調査やドローンを活用する民間企業への視察、ヒアリングなどを行ってきました。
そして、このようなドローンの研究を行う過程で、今回、基本協定を締結することとなったJUAVACと繋がりを持つことができ、定期的に情報交換を行ってきました。
JUAVAC(ジュアバック)とは
一般社団法人日本UAV利用促進協議会(JUAVAC)は、ドローン操縦者育成のための教育機関「ドローンエキスパートアカデミー」を全国に展開しているほか、運営母体の株式会社エアーズとしてドローンによる新たなソリューションの企画・立案なども手掛けています。
JUAVACのホームページはこちら↓
https://juavac-droneschool.jp/
今年3月にはJUAVACを講師として迎えて、市職員向けのドローン研修会を開催するなど、情報交換だけでなく、相互の連携強化に向けた検討を重ねてきました。
狛江市とJUAVACで基本協定を締結
ドローンを活用した施策の展開に向けて、狛江市とJUAVACが相互に連携を図る取組みの第一歩として、「無人航空機を活用した災害対応力の強化及び地域課題の解決に向けた相互連携に関する基本協定」を5月27日に締結しました。
今回、狛江市が締結した基本協定は、
災害対応力の向上
市職員のドローンパイロット養成
地域課題の解決に向けたソリューションの提案
の3本が大きな柱になっています。
特に、この「ドローンパイロットの育成」と「ソリューションの提案」の2点について、自治体が民間のドローン事業者と協定を締結するのは極めて珍しいといえます。
今後、市では市職員のドローン操縦技術の習得等により災害時のみならず平時も含めたドローン活用を進めるとともに、さまざまな用途で活用が広がっていくドローンで、今後これから先の社会の変化によって発生しうる地域課題の解決を目指していきます。
協定締結後、初めての取組み(狛江市総合水防訓練)
6月12日(日)に市民の防災意識の向上とドローンの理解促進のため、狛江市総合水防訓練の会場の狛江第一小学校でJUAVAC
によるドローンのデモ飛行を行いました。
参加者の皆さんは初めて見るドローンに興味深々の様子で、ドローンが撮影する画像をモニターで見て、ドローンの活用に関するさまざまなご質問をしながら、ドローンに対する理解を深めていただきました。
今後もJUAVACの皆様とともに市民の皆さんにドローンの可能性を感じていただく機会を増やしていきたいと思っています。
おまけ。
狛江市公式facebook、狛江市公式YouTubeチャンネルで、ドローンで市役所上空を撮影した動画を公開しています。
アプリで見ると360°VR動画で、上下左右のいろいろな角度から上空からの映像を観ることができますので、ぜひスマホやタブレット端末でご覧ください。
狛江市公式facebookはこちら↓
狛江市公式YouTubeチャンネルはこちら↓
今後も狛江市におけるドローンに関する新しいトピックスがありましたら、noteで紹介していきますのでどうぞお楽しみに。
最後までお読みいただきありがとうございました。(T)