狛江駅周辺の快適な歩行空間創出プロジェクト、 着々と準備を進めています。(7/29 第2回ほこみち協議会)
こんにちは、こまえのデザイン.です。
狛江駅周辺エリアにウォーカブル※なエリアを創出し、にぎわいをつくっていく“狛江駅周辺の快適な歩行空間創出プロジェクト”。
今回は、7/29(金)に開催された第2回官民連携協議会(通称:ほこみち協議会)の様子をレポートします。
(※walkable=歩きやすい・歩きたくなる)
プロジェクトの概要はこちら▼
官民連携協議会(ほこみち協議会)と社会実験分科会
このプロジェクトでは、これからの狛江駅周辺をどのような空間にリニューアルしていくか、有識者や近隣住民、商業関係、関係機関・関係団体等の皆さんと行政による「官民連携協議会」と「社会実験分科会」の2つの協議体で検討を進めます。
第2回官民連携協議会(7/29)
7/29の第2回官民連携協議会では、社会実験分科会の途中経過と、道路デザイン方針を検討するにあたっての基本的な考え方を報告し、ご意見をいただきました。
■社会実験について
まず、社会実験の企画の検討状況として、以下のことを報告しました。
委員の皆さんからは、
社会実験のイメージは良いと思う。この社会実験に参加するような団体の“リスト化”は、どこかでされているのか。
公募型のイベントは、公募を待つだけで、こちらからの呼びかけはしないのか。
社会実験の時間帯の想定と、公募型で埋めていくコマの目標はあるか。
南口から道路への歩行者の飛び出しについて、この社会実験で何かしら対策を検証できないか。
といった質問や意見が出され、卯月会長からも社会実験の検証方法は早めに確認したいので、次回の会議までに事務局で準備するよう発言がありました。
■道路デザイン方針について
また、道路デザイン方針の検討にあたっての基本的な考え方については、曜日や時間帯によって全く利用者が異なるこの駅前エリアの特性を踏まえ、以下のステップで考えていくことにしました。
これは、この協議会に先立って開催した第3回社会実験分科会(7/25)での議論を踏まえ、対象エリアを、こっちが「○○ゾーン」、あっちが「○○ゾーン」とゾーニングするのではなく、『ソフト(使い方)からハード(作り方)を考える』ようにしたものです。
委員の皆さんからは、
南口は再開発の協議会も立ち上がっている。南口の道が狭いことの抜本的な対策は、再開発の中で考えていくべき。
駅前とあわせて、北口のバス停のデザインも少し考えても良いかもしれない。
市のイベントなどの情報を一元的に発信できるようなコーナーがあると良い。
噴水ステージはイベントがあると歩行者が通りにくい。噴水をステージにしてイベントを行えば良いと思う。
整備の費用について、必ずしも市の財源で賄うのではなく、クラウドファンディングや目的別ふるさと納税など、色々な資金調達の手法を考えてもいいのではないか。
などなど、たくさんのご意見をいただきました。
次回の協議会
次回の協議会は、9/1(木)18:30から。
それまでの間、今回の協議会で議論した“道路デザイン方針の検討にあたっての考え方”を踏まえながら、社会実験分科会のメンバーの皆さんと、社会実験の企画の具体化を進めていきます。
また、これと並行して8/15から社会実験のプレイヤー公募も始まっていますので、その調整も。。
ということで、10月の社会実験に向けて、いよいよ慌ただしくなってきましたが、着々と準備は進めていきます。
今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました!(G)