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発達障害、精神障害情報まとめ





1.利用できる制度・医療を利用しよう


ここではざっくりとした説明にとどめます。

制度が変更する恐れがありますので、詳細はご自身でお調べください。

・自立支援医療(精神通院医療)

 通院費、薬代、保険適用カウンセリング、訪問看護など。
 利用料の3割負担を1割~0割に抑える。

・障害年金

 個人個人で受給資格や必要書類が異なるので要確認。
 noteやSNSなどブログで受給経験談など記載あり。
(難しくて申請そのものを断念している、書類の書き方不備で審査に落ちている人もいるのであくまで参考までに)

厚生年金における支給条件の緩和が行われるようです。
今の条件だと厳しい方は改正後、申請してもいいかもしれません。


・障害者手帳

 障害者総合支援法の対象となり、様々な支援策が講じられています。他にも博物館、映画館など各種割引や障がい者控除など。

会社の年末調整で障がい者にチェックを入れずに確定申告で自身が障がい者と申告し税控除を受ける方法もある(2023/12/1現在。各税務署に要確認)

・訪問看護 

自宅へ看護師が訪問、健康状態の観察、病状悪化の防止・回復、療養生活の相談とアドバイスなど。

・相談支援

 障がいを持つ方をサポートする福祉サービスは多岐にわたり、複雑化しています。複雑なサービスをうまく利用するお手伝い(相談支援)をしているのが「相談支援事業所」です。

https://job-medley.com/tips/detail/4594/

・家事援助

障害者総合支援法のひとつ。困りごとを細かく伝える必要があるため相談支援員と相談しつつ申請を進めることをオススメします。

身体介護以外の居宅介護のことで、掃除、洗濯、調理などの日常生活の援助(そのために必要な一連の行為を含む。)であり、利用者が単身、家族が障害・疾病などのために、本人や家族が家事を行うことが困難な場合に行われるものをいいます。

※部屋を写真に撮り、掃除ができないと説明されている方もいるようです。

・就労移行支援事業・リワーク


休職中や離職した際に利用できるサービス。
事業所により特色があり、自治体によって利用条件が異なるため、要確認。

2.知識をつける


【NHK特集】発達障害って何だろう

主に体験談がまとまっています。また当事者による困りごとの対策も持っているので、参考にしやすい。


発達障害ナビポータル

支援者向け、学童期、青年期等、より詳細な情報が掲載されています。


発達障害者支援に関連する法制度(リンク集)


※各都道府県に発達障害者支援センターがあります。自治体に相談したいがどこに相談したらいいのかわからない場合に参考にしてください。


ドコモ・プラスハーティの障がい者情報サイト

もともと社内向けに行っていた福祉サービスの理解と上手な活用の仕方でしたが、広く世に公開してお役立てできればと作成されたサイト。
動画コンテンツなどが多いため、最初にこのサイトについて、サイトご利用にあたってをご覧ください。

※コンテンツ自体が古くなってしまって新しい法案になっている場合もあります。その点理解しご利用ください。


医師以外の人間から発達障害と言われた時

要配慮個人情報とは?


以下は本人の同意なく扱われた場合は不当にあたりますので、覚えておきましょう。

人種、信条、社会的身分、病歴、犯罪の経歴、犯罪により被害を被った事実

身体障害・知的障害・精神障害などの障害があること、医師等により行われた健康診断その他の検査の結果、保健指導、診療・調剤情報、本人を被疑者又は被告人として逮捕等の刑事事件に関する手続が行われたこと、

非行・保護処分等の少年の保護事件に関する手続が行われたことの記述などが含まれる個人情報を要配慮個人情と呼びます。


個人情報保護法の詳細


3.動画で学ぶ


私が参考にした動画

受診時の心得、自己理解やセルフケアなど。
受診時に時間内にすべて話そうとするとなかなかうまくいかない、通院だけでは改善しないと気づいたときに参考にした動画集です。

書籍を読む元気もないときにオススメです。

※すべては多いのでピックアップして視聴することをオススメします。


あくまで、益田先生が1500本以上の動画を撮ってきた中で、どんな風に治療を考えているのか、人生、社会をとらえているのかというまとめです。



【要課金】3分で心を動かすメッセージコントロール講座

Udemyでセールをしているときの購入をオススメします。

自分が相手にどのようなメッセージを伝えているか(相手にどう伝わっているか)に関心を向け、自分の思いができるだけしっかり伝わるように様々な要素をコントロールすることです。

おもにうなずき、相槌、柔らかい質問のコツなど。知識だけではなくケーススタディで実演を見れるので、直観的に学びやすいです。



4.書籍で学ぶ


金銭的に余裕がない場合や一度お試しで読みたい場合は図書館をオススメします。

ちょっとしたことでうまくいく 発達障害の女性が上手に生きるための本

読者特典に会社比較シート、自己分析におけるナビゲーションブックの活用方法あり。

他にもちょっとしたことでうまくいくシリーズがあります。


発達障害サバイバルガイド 「あたりまえ」がやれない僕らがどうにか生きていくコツ47


生活全般の対応策が記載されています。すぐマネるだけでOKなので取り組みやすい


発達障害の私が夫と普通に暮らすために書いているノート

夫婦間のコミュニケーション、受診時にどういう点を主治医に伝えたらいいのか参考になりました。

ADHD的、ASD、二次障害的項目に対する当事者自身の自己認識と夫から見た客観的な意見がとても参考になりました。


ワーキングメモリと発達障害[原著第2版]:教師のための実践ガイド

私の学生時には合理的配慮がなかったので現在どのようなことが困りごととしてあがっているのか、またその対策は何かを知ることにとっても役に立ちました。

ADHD,ASD,LD,不安障害など、項目が分かれているので読みやすいです。


5.最後に

現在、発達障害の情報がたくさん溢れていて正直すべてを追うのは難しいと思います。

・自分がどんな生活をしたいのか。(最終的なゴール/スモールステップ)
・どんな情報を必要としているのか。
・時間のバランス(知識集めの時間と実践)

※実践=セルフケア、第三者に相談する、コミュニケーションを取る等


「ADHDにおける好奇心と探求スタイル」ステグリッヒ=ペーテルセン&ヴァルガ

こちらのnoteも面白かったです。
知識の「最大化」戦略よりも「満足化」戦略を採用することがある。というところに共感しました。有用性を重視したいですね。

自分も焦ったり模索しながらではありますが、徐々によくなっていければと気長にやります。

さいごまで読んでいただき、ありがとうございました! 一般社団法人日本発達障害ネットワーク知っていますか?よろしければご覧ください。 気に入っていただけたら、無料でできる「スキ」や「シェア」をお願いします。励みになります。 頂いた寄付は募金活動に使わせていただきます。