不幸とは目的を達成するための手段であり、その先の人生を悪いものにしてしまう劇薬である。
アドラー心理学では、「悲しみ」という感情は他人に自分を大切に思ってもらうためという目的を達成するための手段と位置づけられる。いわゆる目的論と原因論の違いだ。
目的論を用いて生きる場合、つまり、アドラー心理学を自分の人生哲学として採用する場合、「悲しみ」とか、「つらさ」は他人にかまってもらうための道具であり、もしもそれに頼り続ける人生を選んだ場合、その人の人生は常に苦しいもので無ければならなくなる。
この劇薬に手を出さすとも、最悪、ほかの人が注目してくれないかもしれないが、ネガティブな手段を持たずして、人が集まってくれれば、真に幸せな人生を歩めるはずだ。
目的論を選ぶからには、「悲しみ」「つらさ」を手段にするのには、細心の注意をね!という話でした!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?