重機「バックホー」の”ギャップ萌え” 芋煮を作ったり原野を開墾したり
突然ですが「芋煮」って知ってる?
さて、皆さんは東北の秋の風物詩「芋煮」をご存知でしょうか。首題でこの記事に来られた方はひとまず心配ないかとは思います。
念のため簡単にご説明しますと、肉と野菜と芋を、何らかの調味料で味付けし、煮込んだ鍋料理です。
…なんだかふわっとした説明をしましたが、これには以下の理由があります。
具材、味付け、この組み合わせにはいくつもの流派が存在し、日夜しのぎを削っているらしい結構アグレッシブな食文化のようで、ここで安易に「こういうものです」とは紹介できない。
検索すると多種多様な芋煮のバリエーションが出て来ますので、なんかもう恐怖すら覚えます。
余談ですが先日、筆者は山形県の酒田市へ遊びに行きましたところ、スーパーマーケットの一番いい場所に「芋煮コーナー」が仕上がっていました。
季節もの商品の大事な期間ですから、きっと選び抜かれた食材が並んでいるに違いありません。もやしも並んでいました。
「なるほどな。ここらでは芋煮に、もやしを入れるのか!」
と素直に受け入れた筆者は、後日知人に聞いてみたところ「いや…もやし入れたことない…。」と言われて泣きそうになりました。ひっかけ問題か。
さて、気を取り直して山形県では、まもなく「日本一の芋煮会フェスティバル」が催されます。直径6.5mの巨大な鍋に30,000食の芋煮を作り、皆で食べるという非常に分かりやすくて壮大ハッピーイベントです。
毎年ニュースになります。まあならないはずがない。
印象的なのが、大鍋の傍らにいて芋煮を作っているのがどう見ても工事現場などで見かける重機であること。普段、わんぱくに土砂を掻くその腕で、おいしい芋煮を作っているわけです。
この重機を「バックホー」と言います。今回の主役です。
公式サイトが良い味出している
前置きが長すぎて何が主役かわからなくなっていますが、ぜひ見て頂きたいのが日本一の芋煮会フェスティバルHPの「バックホー」のページ。
どなたが作成したのかわかりかねますが、味わいのある説明を読むことができます。特に「重機がひしゃくに代わるとき」なんて打った時は興奮状態だったのでは?と思います。
(そろそろ本題にいかなくては)
そもそもバックホーって?
直感的に和製英語っぽい響きはありますが「Backhoe」と表記する英名です。Hoeとは農作業で使う器具「鍬」のこと。それをグググッと手前に引く(バックする)ので、その名がついたとか。
バックホー本来の姿
本来?のバックホーに出会うべく、筆者は秋田県の大潟村にある開墾中の現場にやって参りました。ここは40ヘクタールもの原野を切り拓いて、広大なたまねぎ畑に作り変えている真っ最中です。
んで、こちらは弊社農業課の大久保さん。業務は至ってクール&スマートな感じの人物ですが、こんなに可愛らしい一面も。
バックホーに乗り込んだら
これはグラップルという爪です。どうやって使うかというと…
…かっこいい!!!!
芋煮を作る姿も素敵な、バックホーの本来の姿でした。
29tクラスなので、芋煮のもの(0.9t)とは比べものにならないくらいのパワーがありますけどね。
正直、大久保さんのギャップにも驚かされました。
なお、お察しの通り、秋田県に芋煮文化はありません。早めに申し上げるべきでした。
さっそくうちでも真似してみたいと思います。
何味にするかは、絶対に内緒です。
販売二課 佐々木
弊社は土木の会社じゃありません。
お米から作っている米屋なんです。信じてください。
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