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新卒個人事業主の1年を振り返る


note本当にお久しぶりです、komachiです。気付けばフォロワーさんが6000人を超えていたんですが、なぜでしょう。本当に分からない....だけど何はともあれありがとうございます。

さて、もうすぐ24歳になります。誕生日が3月31日なので私の1年は新年度ともに始まり、終わります。今年は社会人1年目の年でもありました。

今日は新卒で個人事業主として生計を立て始めた私の1年をざっくり振り返ってみようと思います。


何事も始まりは大変でありますが(ちなみにこれをドイツ語ではAller Anfang ist schwer.と言います)私も例に漏れず大変なことが多かったと思います。もちろん楽しいことも多かったですが♪

そんな不安定な気持ちの中「新卒 フリーランス」で検索してヒットした記事を手当たり次第に読んではほっと落ち着く時期が何度もあったので、そんな1年目の私のような人に届くといいなあという気持ちを込めて◎

簡単なプロフィール

2019年3月平成最後の年に4年大学(文系)を晴れて卒業しました。前年に就活自体はしており内定も頂いていたのですが、11月に始めた事業に本腰入れたいという理由で12月に心決め、個人事業主になりました。

もともとそれ以前からドイツ語講師としてフリーでやっていましたが、1人では対応しきれなくなってきたのでオンラインドイツ語教室を立ち上げたのが11月の話です。


私が仕事をする目的の1つが「収入を得る」なので、1年以内に月収◯円いかなかければ再就職する!と決めており、条件・期限付きのスタートでした。ちなみにどのくらいの額かというと、個人で会社勤めと変わらずやっていくならこれくらい必要と言われている額くらいです。

いわゆるフリーランス的な働き方ではなく、収益の95%は自分で立ち上げ運営もしているドイツ語教室からで、企業案件などはほぼゼロに等しいです。自営業という言葉が1番しっくりきます。

結論からいうと、1年経った今では講師も受講生も嬉しいことに増え、お仕事の幅も少しですが広がり、金銭面もクリアし、再就職という文字が頭からなくなるほどになりました。周りの支えあっての今があり、本当にありがたい限りです。


大変だったこと

何かとプレッシャーに押しつぶされそうな日々でした。

気付いた頃には自分が想像していたよりもずっとVollmondが大きくなりkomachiに影響力がついていました。それは本当に嬉しいことでもあるし、時々不安でこわくてたまらなくなっていたのも事実です。※絶対値的にみるとそうでもないので、この程度で...と思う方がいるかもしれませんが、私にとっては「その程度」だったのです...


相談できる人もおらず、「休む」といっても仕事から離れることができる日はありませんでした。大体の仕事は担当者がある日突然いなくなっても回っていくように作られていると思いますが、1日1日目の前のことをこなすのに必死な社会人1年生に「これから」を考える余裕なんてあるはずもなく...私が動かなければVollmondは動かない。そうなったら困る人がいる。今年の目標はサステイナブルです。ドイツ語ではNachhaltigkeitと言います。

「それも含めてあなたの選んだ道なんでしょ」こんなこと言われたらぐうの音も出ないなあと、人を警戒しすぎなのでしょうか。誰にも相談できませんでした。


...という状態が約1年続き「やばいこのままじゃ私の精神が限界を迎えてしまう、それはすごく困る」とオンラインカウンセリングを受け始め現在はそれなりに平和に過ごしています。ちなみに利用しているのはcotreeさんです。


「人を頼る」が苦手なので、もう少し今年は色々な職種の方と協力できたらいいなあと思っています。


良かったこと

大変なことがある分「嬉しいこと」もたくさん、本当にたくさんありました。

「Vollmondに出会えて良かった」と言ってくれる受講生は何人もいたし、そう言ってくれる講師の人も多かったです。「komachi先生の教え方が好きだ」と講師スキルが褒められるのはいつまで経っても嬉しいです。

対「人」のサービスを展開する中でその「人」の声を1番近くで聞けるのは貴重で贅沢です。そんな特権があったからこそこの1年ひたすら目の前のことに丁寧に向き合うことができたのかなあとも思います。


あとはよく言われていることですが、満員電車に乗らなくていい。同期や上司がいないのは寂しいけれどその分人間関係によるストレスやトラブルがほとんどない。色々あって短くなったけどネットさえあればどこでも仕事自体はできるので、3週間ヨーロッパに滞在することだってできる。のは「生活」をしていく上で大事なメリットだなあとも改めて思いました。

学生時代往復5時間かけて通学していたのでそれがなくなったのも大きかったし、学業と仕事に追われていた毎日から解放されたのも大きかったです。どれだけ大変でも学生時代に比べたら10倍ましだ・・・。


あと1番大事なことかもしれませんが、自分の仕事に誇りを持てていることです。やましいことはなく、ただただ「良い」サービスを作っている自信があります。自分の仕事にここまで自信が持てているって実はすごくレアなのかも?と思ったり。

同じ新卒の同級生が「思っていたのと違った」と転職を考える中、私は今も昔もずっっと自分の仕事が大好きだし誇りを持っていれているみたいです。

それって実はすごく幸せなことなのかもしれません。


この選択は正しかったのか

社会人としての基礎や社会の仕組みをお給料を頂きながら知ることのできる「新卒」という貴重な機会を逃すことについて、進路決定の際色々な意見をいただきました。

それらも踏まえた上で私は「やれることを全力でやってみたい」気持ちが抑えきれず「自営業」を取ったわけですが、後悔したことは1度もありません。だけどどちらに進んでいても後悔してなかった気もします。

この選択が本当に良かったのかどうかは正直分かりませんが、現時点では少なくとも「これで良かった」と自信を持てていることが嬉しいです。それだけ言葉通り全力でがんばることができた結果なのかなと。


「そんな不安定な道に...」とネガティブな声を聞くこともあったわけですが、現在日本を含め世界で経済が不安定になっている中、私が行っている事業はもともとオンラインベースで進めてきたので影響はほとんど受けていません。

この時代、何が不安定で何が安定かなんて分からないなと改めて思います。


以上、社会人1年生の振り返りでした。まだまだがんばるぞ〜!




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