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第13回 読書倶楽部 小春日和 読書会

どこに行っても「暑いですね~」が挨拶代わりになるようなそんな炎天下の中、第13回読書会を開催致しました。

本日は初参加の方が3人も!男女比もいい感じでいつもより短めの時間設定にしていたのが惜しいほど色々な話が聞けた会でした。
では早速本の紹介をしていきます。

今回紹介された作品たちはこちら。

■18世紀に発見された古びたキルトの中から1枚1枚縫い込まれた謎の日記が発見された。それはメアリーという孤児の日記で、彼女は村人からの魔女狩りの迫害を逃れ、新大陸へと脱出したメアリー。しかし、数奇な運命は彼女を新たな試練へと導くのだった…。

■おのれを「正常」だと信じ続ける強制収容所の司令官、司令官の妻と不倫する将校、死体処理班として生き延びるユダヤ人。おぞましい殺戮を前に露わになる人間の本質を、英国を代表する作家が皮肉とともに描いた傑作。2024年アカデミー賞国際長編映画賞受賞原作

■「大人になってから、読書を楽しめなくなった」「仕事に追われて、趣味が楽しめない」「疲れていると、スマホを見て時間をつぶしてしまう」……そのような悩みを抱えている人は少なくないのではないか。
「仕事と趣味が両立できない」という苦しみは、いかにして生まれたのか。
自らも兼業での執筆活動をおこなってきた著者が、労働と読書の歴史をひもとき、日本人の「仕事と読書」のあり方の変遷を辿る。
そこから明らかになる、日本の労働の問題点とは?
すべての本好き・趣味人に向けた渾身の作。

■夏休みが終わる直前、山田が死んだ。飲酒運転の車に轢かれたらしい。山田は勉強が出来て、面白くて、誰にでも優しい、二年E組の人気者だった。二学期初日の教室。悲しみに沈むクラスを元気づけようと担任の花浦が席替えを提案したタイミングで教室のスピーカーから山田の声が聞こえてきたーー。教室は騒然となった。山田の魂はどうやらスピーカーに憑依してしまったらしい。〈俺、二年E組が大好きなんで〉。声だけになった山田と、二Eの仲間たちの不思議な日々がはじまったーー。

■スタインベック、イヴリン・ウォーら、文豪による異色作から、SF界の鬼才フリッツ・ライバーやジャック・ヴァンスの未訳作まで、幅広いバラエティで贈る奇妙な味わいの18編。

■自らのコピーを増やすことを最優先とする遺伝子は、いかに生物を操るのか?
生物観を根底から揺るがす衝撃の事実を鮮やかに描き出した本書は、
1976年の刊行以来、分野を超えて多大な影響を及ぼし続けている古典的名著である。

■1日でも早く知ってほしい!
大人になる前に知っておきたい一生役立つ「頭の使い方」
たった2つの目線の上げ下げで、見える世界は劇的に変わる。大人になる前に学びたい、学校の勉強よりも大切なものの見方の超基本。

■成長著しいIT企業「スピラリンクス」が初めて行う新卒採用。最終選考に残った六人の就活生に与えられた課題は、一カ月後までにチームを作り上げ、ディスカッションをするというものだった。全員で内定を得るため、波多野祥吾は五人の学生と交流を深めていくが、本番直前に課題の変更が通達される。それは、「六人の中から一人の内定者を決める」こと。仲間だったはずの六人は、ひとつの席を奪い合うライバルになった。内定を賭けた議論が進む中、六通の封筒が発見される。個人名が書かれた封筒を空けると「●●は人殺し」だという告発文が入っていた。彼ら六人の嘘と罪とは。そして「犯人」の目的とは――。

■九つの時に失明し、やがて琴曲の名手となった春琴。美しく、音楽に秀で、しかし高慢で我が儘な春琴に、世話係として丁稚奉公の佐助があてがわれた。どんなに折檻を受けても不気味なほど献身的に尽くす佐助は、やがて春琴と切っても切れない深い関係になっていく。そんなある日、春琴が顔に熱湯を浴びせられるという事件が起こる。やけどを負った女を前にして佐助は――。異常なまでの献身によって表現される、愛の倒錯の物語。解説/山崎ナオコーラ。

■一家毒殺事件の生き残りであるメリキャットは姉のコニーと共に孤立した屋敷で暮らしている。従兄チャールズの登場で平穏だった彼女たちの世界が少しずつ崩れ始める…

■男子高校生である野崎くんに片思いする佐倉は、告白したつもりが野崎くんのアシスタントに。実は野崎くんは人気少女漫画家で、登場するクラスメイト達も個性豊かで魅力的。彼らとの学園生活を通して、笑いとときめきを描いた4コマギャグ漫画

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以上11作品でした。
どの作品も面白そうで、それぞれが手に取ったり、疑問に思ったことを口にしてみたりとたくさん話したくなる作品ばかりでしたね。
紹介文も見てみましょう♪



この紹介文も基本的にここで紹介するばかりなのですが、みなさんの「好き」が詰まっていて、読書会終了後に整理しながらニマニマしております。
さて、恒例の読書会中に話したアレコレを箇条書きにてご紹介。
◆今年の夏チャレンジしたいこと
◆とにかく体調管理
◆普段読む作家さんは?
◆綿矢りさ
◆社会人1年目
◆学生の頃は本を読んでいたのに社会人になり読まなくなる
◆福岡の有名な観光地
◆太宰府天満宮、大改修の今こそ行くべき、貴重な仮殿
◆歌野晶午
◆羽田圭介
◆小林泰三(たいぞうじゃなくて、やすみ、やすみん)
◆百年の孤独の文庫化が話題
◆翻訳特有の言い回し
◆I=僕、私、わし、おいら…
◆翻訳と方言
◆おすすめの夕飯メニュー
◆図書館除籍本なるもの
◆言葉狩り
◆ちびくろサンボ
◆表現の自由と差別的表現の境界線
◆関心領域、原作ともはや別物レベル
◆映画は音、原作は臭いで表現
◆無関心の恐怖
◆スピーシーズの監督
◆桜庭一樹さん翻訳もされている
◆シャーリーが大好き
◆奇妙な味わい⇒江戸川乱歩が作った造語
◆メフィスト賞
◆死んだ山田と教室:続編ありき
◆学生の頃と社会人になってからの人間性の変化
◆仕事が忙しいと本を読む量が減る
◆なぜなのか
◆労働と読書の両立
◆そもそも明治時代に一番読書が大衆化されて広まった
◆学術書や自己啓発から娯楽としての読書に
◆本は読めないけど携帯は触れるのはなぜ?
◆ノイズのない情報だから見れてしまう
◆読書離れが進んでいるというが、読みたいけど読めない層が多いからこそ話題になっている本なのでは?読書離れに光か?
◆スマホと子どもとの付き合い方
◆環境による
◆子育ては親の心の平穏が本当に大事
◆再びオーディブル話題に
◆目で読むのと耳で聴くのはそもそも使う脳が違う
◆ダーウィンの進化論の進化版
◆種の存続にかかるのは個体でも種族でもなく遺伝子
◆「死」はただのシステム
◆世界が絶望した本
◆事実であって道徳ではない
◆猿から人間への進化論
◆不安を持って警戒する方が種は生き延びる確率がアップする
◆ビビりだからこそ生き延びる
◆癌も生物
◆読解力のあるなしで楽しめる本がわかれる
◆抽象を説明するために具体を説明するとななめの方向から批判がくる
◆論理学
◆書き手の意思が正しく伝わっているか


たくさん書きましたが、途中白熱してメモをし忘れたり、後半駆け足になってメモがとれてなかったり・・・それくらい盛り上がった会だったということですよね。
本日ご参加いただいた皆様本当にありがとうございました。
また来月は8月の予定。
お盆休みもあるしたっくさん本読むぞ~!!!

ではでは、本当に暑いのでみなさん体調お気をつけください。


※作品紹介文は

さんより引用


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