任天堂の快進撃と不安
11/7のお昼頃、こんなニュースが出ました。
任天堂が過去最高益を更新、と。
私としては任天堂がこれ以上上がることはないと踏んで6500円台で売ってしまったのですが、まさかの任天堂史上初の7000台です。。
ハイ、ぶっちゃけかなりビックリしています
しかし、任天堂がやばすぎるのはここじゃないんです。9月の決算内容では、Nintendo Switchは684万台売れた、と。
まぁ初期に買ったSwitchの寿命切れも大きな理由ですが、それにしても明らかに末期のハードとは思えない異様な売れ方です。
更に更にやばいのが、これがスイカゲームの大ブームやマリオワンダーが発売する前の数字ということです。
これ、ペース的に1億5000万台が見えてきました。もしかしたらですが、Switchがハード売上台数世界一を更新するかもしれません。
そう、なんたって任天堂にはクリスマス商戦も控えています。Switchの寿命とクリスマス、これまでのものは購買力がある人間のものですが、キッズたちの間で起こる買い替え
しかもそれに加算されるスイカゲームの大ブレイクとマリオワンダーのヒット。
その上に正月などライト層にもお金が入るイベント。もしかすると、3月決算時にはNintendo Switchが販売台数でPS2(1億5500万台)を越してしまっているかもしれません。
それと、最近の風潮についてなのですが、
10年前、つまりパズル&ドラゴンズやモンスターストライク、にゃんこ大戦争などの名だたる古参ゲーがリリースし、特にパズル&ドラゴンズが特大ブレイクした時代とは全く逆の時代となっています。
10年前、
コンシューマゲームはオワコン
という風潮があったのに対して今は
ソシャゲがオワコン
と言われる時代になっていることです。
実際に、ソシャゲ業界全体の売上は年々減少しており、DQMSLやワールドフリッパーなどの各古参ゲームがサービス終了するなど、業界全体が下火になっています。
それはなぜか。おそらくそれは最近の風潮がタイパ重視という考え方になっているからではないか?
考えても見てほしい。課金する人は買い切りゲームなんてゆうに超える価格の金を使い、周回にも時間を使う。しかも一部のソシャゲは課金必須ほど課金者が有利であったり、インフレが物凄く無課金がついていけないゲーム。これは現代人が好む"コスパ"において好まれるものではない。
学生である場合は時間なんて無限にあるからソシャゲに使う時間もあるが、学生には金がない。しかもその学生はTiktokやYouTube shortsといったものに慣れきり、またソシャゲと同時並行ができなく、長ったらしいものを嫌がる風潮ができた。
そのような考えからライト層から再度支持を受けたのがコンシューマゲーム、その中でもどこでもゲームをプレイできるSwitchが評価を受けたのではないか。
このような論調でもあるからSwitchの販売台数はが次世代発表まで、今のペースで、もしくは今以上のペースで伸びていくかもしれない。
Nintendo Switchは果たしてゲームハードとしての歴史に頂点という名を刻むのか。
今後の動向に注目していきたい一方、
やはり次世代機も気になる。
前回の予想を外した私が言えるかは怪しいが、毎年2月にあるNintendo Direct。
そこでSwitchの次世代機は発表されるのではないか?Nintendo Directで発表されたことは過去一度もないが、昔と今は違う。
Nintendo Directは毎回同接が30万人を超える。他の場所に金銭を払わずに、最高の広告をできる場所。
それを任天堂が手放すとは思えない。
また9月のNintendo Directで実感したことだが、リメイク作品が非常に多く、次世代機に向け新作ゲームを温存していることが容易に想像できるわけだが、Nintendoは果たしてWiiやDSなどのハード移行の苦難を乗り越え、この異例尽くしのゲームハードの次世代機乗り換えを成功できるのか、私としては不安が残るところだ。