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今日は空気が綺麗だ
霧雨が朝から降り続けていて、今は止んだけれど、とても空気が澄んでいる。そんな気がする。
無駄なものが肺に入らないから。
ずっとマスクをつけている職場では、空気が綺麗とは言えないけれど、電車から降りたり、公園で一休みをする時にマスクを取ってしまえば、とても空気が澄んでいることが分かった。
飛行機が2隻いて、光を点滅させていた。
交信しているみたいで、少し見入った。
一隻は途中で見失ってしまったけれど、もう一隻は壁に隠れるまでは見送った。
耳の表面が痒くなった時、右手の薬指でかくのも嫌な気がしなかった。
灰皿に溜まったたばこを見ては、明日にごみを出そうと思った。
電車の音を聞いては、今日は静かだなと思った。
それでも今日の朝は遅延したのだが。
暑くはなくなったこの頃、寒くなってきて、風が吹くと居ても立っても居られなくなる。
今日は特別風が少なくて、コートを着て公園まで行く必要はなかった。
着れるものなら着たいから、今は着たままだけれど。
好きなbarへ行きたい気持ちもあるけれど、最近は飲み過ぎているし、お洒落なお酒を口が受け付けそうにない。
飲み物としてビールを飲み、食事として馬刺しを頼んできた帰りに、こうして外で吸っていた。
大好きな場所へ行きたい気持ちもあったが、行かないことにした。
土曜日には映画を見に行くことにした。
気になっていたし、勧められたから。
もう、チケットを取ったそこでしか上映していないみたいだ、東京では。
今日は抵抗がない。
1人でいる分には抵抗がない。
愚痴を吐く社員をアリーナ席で観戦しながら、嫌だなぁ、と思い続けた日ではあったが、終わりよければすべてよし、と言う言葉がぴったりな日だった。
もう一本吸おう。
金欠だが、こればかりは妥協する気にならないし、私にとってそれが良いのなら最善でしょう。