ドーパミンデトックス

まずはじめに

　スマホをいじることは何時間でもできるのに、勉強や仕事になると中々つらい。こんな状況に陥った事が人間誰しもあるでしょう。　
　勉強や仕事もスマホをいじるくらい簡単に行えればなと思いませんか？
　そこで注目したいのが今回のテーマともなっているある物質です。

ドーパミン

　今回私（これから先の文では著者とする）が記事にする物質は[ドーパミン]と言われる物質である。
　[ドーパミン]という物質は快楽物質と呼ばれている。その名の通り何か報酬を得た時に、気持ちいいと感じることにより分泌される物質である。お酒やタバコにハマってしまうのはこの物質が原因である。
　著者はこの快楽物質を得られる報酬は２つに分けられると思っている。
　偽物と本物である。この二つの違いを確認していく

[偽物]と本物の報酬違い

　まず、偽物の報酬の具体例は、ジャンクフードを食べる、YouTubeなどの動画を見る（主にスマホをいじる行動全般）、ポルノを見る、などである。
　それに対し、本物の報酬の具体例は、筋肉をつける、美人と話す、自分が目標としている何かを達成する、などである。

　偽物と本物の報酬の明確な違いが分かるだろうか。
　それは、前者は努力せずに得られ、短期で終わってしまうこと、後者は努力をしなければ得られないもの、長期で続く事である。

　現代社会において、スマートフォンというとても便利な道具が普及している。それに伴い大半の人間がスマホという偽物の報酬に依存している状態であり、本物の報酬を得るための努力をする事ができなくなっている、と著者は考えた。
　この記事を読んでいる人にも心当たりはあるのではないのだろうか。YouTubeやTikTokを見ているときはぼーっとでき、笑う事ができる（これが短期の幸せである）。
　しかし、気づいたら時間が経っており、また無意味な時間を過ごしてしまったな、と自分に失望することが。これが短期でしか幸せを感じられない偽物の報酬に依存している状態である。
　このように、偽物の報酬に依存している状態が、本当の幸せではないということが分かるだろう。本来幸せというのは、本物の報酬で得るべきものなのである。
　このような状況に陥ってる人が世の中の大半を占めているのが、スマートフォンやその他の便利な機器が普及している私たちが日々生きる現代社会なのである。
　著者自信その1人であると考えており、この状況から抜け出したい、そう思い今回このような記事を書くことにした。
　では具体的にどうすればこのような偽物の報酬に依存している状況から抜け出せるのであろうか。著者なりに考えた解決策、それに伴い著者自身が現在理想とする1日のルーティーンを例にあげて、説明する。

偽物から本物の報酬へと切り替えるには

偽物から本物の報酬へと切り替えるために今日から実践できることを3つ挙げるとする

　➀スマホのスクリーンタイムを制限する

　スマホをいじる上で大半の時間を占めているのがSNSであると著者は考えている。YouTubeやTikTokを見る、友達や好きな人、恋人と会話するなど様々なものだろう。現状大半の人がこれらに支配され、依存している状況である。なぜ人々はこれらに依存しているのだろう。それは簡単である。SNSを作った製作者達は著者のように人間の脳みそが報酬を得ることでドーパミンが分泌される事を知っており、ありとあらゆる手段を使い、それに依存するように仕掛けを施しているからである。YouTubeのおすすめに自分の興味がある事が沢山出てくるのが良い例である。依存することによって制作者側にはお金が入ってくるのでメリットだらけ、というわけである。世の中というのはこのように頭の良い人に支配されている。勉強をするのはこの支配に抵抗できる人間になる、ということも一つの理由であると著者は考えている。

　➁自分のやるべきことをやっている時はスマホの電源を切る。

　人間という生き物は基本面倒くさい事を好まない生き物である。スマホの電源切ることによって、スマホをいじろうとする時に、本当に触って良いのだろうか、という思考を脳で一段階踏むことによってスマホを触らずに他のやる事を進める可能性が増えるだろう。

　➂長期的に達成したい目標を常に持つ

　人がスマホをいじる根本の理由としては、人生において成し遂げたい目標がなく、常に退屈なのではないか、と著者は考えている。これを改善するために、自分なりに長期の目標を持つことが大切であると著者は考えた。長期目標を持つことによって、成し遂げるためにやらなければならないことができ、全体的に見てスマホをいじる時間が減るのではないかと考えた。

これら➀➁➂の行動を行うことを、ドーパミンデトックスと呼ぶ。

まとめ

　今回はドーパミンという物質が報酬される二つの状況について、そしてそれに伴い本来の幸せを獲得するためにどうすればよいのか、について考えた。著者は今日から上で述べた三つを実践していくことにする。
　読んでいただきありがとうございました。

　評価　2/5
　良かった点　ドーパミンという物質が分泌される状況には良い状況と悪い状況があると知れたこと
　悪かった点　もっと深く、詳しく調べたいがあまり時間が無かった
　画像　国名　アメリカ
　　　　世界遺産名　イエローストーン国立公園