初めて夫婦同じ方向を向けたと感じた日。#261
よく聞きますよね。恋人時代は向かい合ってお互いをよく見つめる。夫婦になったら横に並んで同じ方向を見る。みたいな。あれ?違ったっけ?夫婦になったら片目つぶるだっけ?
何か色々ありますね 笑
この日私は夫に、「稼ぐ担当はまかせる」と伝えました。
続けてきた「幸せの精査」の答えが出始めたんです。
それはとってもシンプルでした。
「母親である私が(おおむね、だいたい)笑っている家」それを、私がつくること。
母親の機嫌って大事だなと子ども時代から感じていました。
お母さんがにこにこ笑っている家っていいなと。
残念ながら私の母は不機嫌撒き散らす系だったので、「ああはなりたくないの!」鼻息荒く夫にも宣言していました。
でも、時々、「あっ、私今、なりたくない母親になってる!自分の母親に近づいてる!」
そう気づいて怖くなる瞬間が、何度もありました。
「稼ぐ担当はまかせる」と伝えたこの日。
夫からも言われました。
「友香が前に言ってたお義母さんみたいになりたくないっていうアレ。最近の友香を見ていると近づいてるなって思ってたよ。」
「母親が笑ってるのが一番だからね!」
私の幸せの精査の答えと、夫の思うそれが同じだったと気づけた瞬間でした。
なんと言うか、足並み揃ったと言うのかな?
「右向けー右!」と号令でもかかったかのように、ビシッ!と揃うのを感じました。
その夜、そろそろ子どもを寝かせる時間だけど、リビングにおもちゃが散乱していました。
最近の私は、「ちゃんと片づけてよ。何でもかんでもお母さん一人でできないからね!」
まるで嫌味のように、その場にいる夫に言うように、何でもかんでも私が一人でやっているのだと主張するような言い方をしていました。
とても大切なことなので何度も載せますね。
まさにこんな嫌味な言い方をしてしまう時、自分のことがとことん嫌になります。
私が子どもの時の母親と重なるからです。
つまり、第1回自分との向き合いをするタイミング。母親はおそらく、これをせず、ある意味ずっと不機嫌でいることを自分で選んだとも言えます。
私はやっぱり笑っていたいから。
そして夫もそれを一番望んでいるのだとわかったから。そういえば独身最後の日お互いに書いた手紙には、「友香をずっと笑顔にするから!」みたいなこと書いてあったかな…
この家族が始まった時から、私が笑顔でいることがこの家にとって大事なことだったのです。
そんな思いが繋がり始めたことを感じながら
「おもちゃ一緒に片付けよう~みんなでやったら早いよ~」
穏やかに言えている私がいました。
夫も心無しか、にこやかにそれを眺めている気がしました。
「私が笑顔でいられるためには?」
あまりにシンプルだったかもしれません。
でも、この先迷った時にも、この言葉を、自分で自分に、かけてあげたいと思います。
「あなたが笑顔でいられるために」
どうか自分のことを、大切にして下さいね。
私も、あなたが笑顔でいられる方が、嬉しいです。
さぁ
今日も
新しい一日が
始まります。