娘との二人三脚。#114
今日は娘の定期受診です。
早産で体重が2000g未満だった娘は、産まれてすぐ医大へ搬送され、そのまま1ヶ月程入院。退院してからも定期的に受診してフォローしてもらっています。
子供の病院受診は育児の中でも気の重いタスクですが、この医大の受診だけはちょっと気持ちが違います。
行く度に、「あ~ホームに戻ってきた~」って思うんです。娘にしても、産まれてからしばらくそこに居たわけだから、自分の家だと勘違いしていたかもしれません 笑
最初の頃は体重をいかに成長曲線に近づけるかに注力。
まずは体重測定からスタートし、先生が開口一番「いいじゃないですか!」と褒めてくれる。そこまでがルーティンのようになっていました。
よく褒めてくれる先生で、その度に、私と娘セットで褒められるようでほっと安心する時間でした。
そして先生は必ず、一通り終わると最後に、「何か質問はありますか?」と聞いてくれます。たいがい2~3聞きたいことがあるので質問し、また最後に「他にはありますか?」と聞いてくれる。聞かれると「そういえばあれも!」とか思い出したりしてまた質問。
そしてまた「他にはありますか?」と聞いてくれる。
そうです。こちらから何も出て来なくなるまでしっかりと聞いてくれるのです。
妊娠中通っていた産婦人科は忙しいのか、こちらから一瞬の隙をついてすかさず質問しないと強制終了されるような雰囲気があったので、質問するのも一苦労というか、変な緊張感がありました。
でもこの先生は、「聞きますよ!」っていう気持ちがすごく安心感に繋がっています。
せっせと2人で毎月のように通い、まさに二人三脚。
体重をクリアした今、今度は運動面の発達がゆっくりめということで新たにリハビリが加わりました。
ますますこれから二人三脚の発揮どころなのかもしれません。
他にも、家にいながらやってみたいこともあったりして、娘とならできるんじゃないかと。
産まれてからの定期的な受診のおかげで仕上がってきた二人三脚感のおかげで、
「この子と一緒ならきっと、」という希望を感じるのです。
まさかこんな風に気持ちの変化が起きるとは。
いつかは不安が勝って、「これは、もやもやを優しく抱えていく、練習だ。」と、思った日もあったけれど、今は不安よりも、希望の方に振り切ってきた感じです。
変なループにはまる時ってたいてい、「なんで私ばっかり」が増えてくる時だ。
でもこれは二人三脚。1人じゃない。
頼もしい二人三脚の相手を務めてくれて、ありがとう。
さぁ、
今日も、
新しい一日が、
始まります。
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