
厄年
ハッシュタグに今年の振り返りってのがあって振り返ってみた。
ちなみに今年は厄年だったらしい。
しかも本厄、とりわけ大厄だとか。
「らしい」って言うくらいで、厄祓い、してません。
元々信心深い方ではなく、かと言って神様、仏様を信じていないわけでもない。
自然の中に身を置くと、八百万の神様に触れた気になるし、9.11のテロの後、グラウンドゼロの目の前にある教会が無傷だった事を聞かされ、その教会の中でテロで息子を亡くした母親に会ったとき、この人が救われるなら、神様はいるべきだと心底思った。
その一方で進化論を肯定するこの世界で、神が作った泥人形に息を吹き掛けて人間が生まれたなんて言う話は信じられないし、結局都合よく考えてきた。
毎朝ニュース番組の占いは見る。
星座占いだが、見るのは幼稚園児の娘たちが今日の自分の順位を見て楽しそうにするから。
特に下の子は私と誕生日が同じなので、自然と自分のその日の順位を知る。
特に気にする事はないが、注意点を言われれば、その日は何となく気にしている。
占いで言われる注意点なんて、毎日気にして当たり前の事ばかりだが。
話を厄年に戻す。
厄祓いをしなかった私に今年起こった災難とはなんだろう。
そういえば、インフルエンザの予防接種に娘を連れて行ったとき、注射嫌いの娘が注射の間ずっと私の腕を噛んで我慢していたせいで、くっきり歯形が残って、青あざになっていた。
そういえば、今年は体育館の予約がなかなか出来ず、週末は大好きなバスケットをする代わりに、ほとんど子供達のお付き合いばかりだった。
そういえば、下の子に「パパ大嫌い」って笑いながら言われたっけな?「ほんとに?」と聞き直すと、「大好き」と言ってくれるのだが。
1年を振り返るとき、思い出すのは子供のことばかり。
自転車の補助輪が取れたり。
オムツが取れたり。
絵が上手になってたり。
運動会で上手に踊れたり。
不幸なんて無かったよ?
あったのかも知れないけど、そんなの全て子供が上書きしてくれる。
厄年なんて子供が祓ってくれるのだろう。
今年の気づきはそれだった。
勝手な事をいいましたが、厄祓い、本当は行った方がいいのだと思います。
妻は心配してました。
友人にも何度も言われました。
もし誰かが心配してくれるのなら、行くべきなのかも知れません。
Kohh