睡眠は人生の3分の1どころじゃない
4日働いて1日休み、また次の日出勤する予定の3連勤目夜。
「じゃあ明日が終われば1日しっかり眠れるね」と言ったその人は、平日夜の貴重な3時間を職場の人との飲み会に使った選択の重みをきっと知らない。
メンタルクリニックに通うようになってから、もう何年になるだろうか。
初めて行ったのは20歳の頃。
そこから断続的に、病院を変えて、今通院しているところは5年くらい。
主訴は、平日の不眠と休日の過眠。
処方される薬は増える一方だけれど、いっこうに改善の兆しが見えない。
今通っているクリニックの先生から紹介状を書いてもらい、睡眠専門外来で診察を受けたことがある。
結果、異常は見つからず、睡眠不足症候群が考えられると言われた。
平日の睡眠時間増やせませんか?と。
(ちなみに以前通っていたクリニックからの紹介でも、かなり前に同じ睡眠専門外来で診察や検査を受けていて、やはり異常は無くその時は概日リズム睡眠障害と言われていた。)
ざっくりと計算をしてみる。
6時間×5日で30時間。
24時間×2日で48時間。
78÷7で11時間超。
iPhoneの睡眠履歴を見ると1週間の平均はそれより少し短いぐらいだけれど、この睡眠時間を均すにはどうすればいいのやら。
平日はフルタイムで9時間拘束され、通勤でさらに1時間以上取られるのに、上記の睡眠時間を確保しようとしたら残り3時間しか無いのだが。
洗濯、食事、風呂、その他の家事、やってるどころじゃない。
そもそも、同じ時間に寝て同じ時間に起きる、ということが壊滅的に苦手である。
(これも概日リズム睡眠障害と言われた当時の生活習慣のせいかもしれないが、その話は今はおいておく。)
ロングスリーパーなのかもしれない。
これが自分の体質なんだと
最近は割り切れるようにもなってきたけれど、
それでもとても生きにくい。
暗中模索を続けている。
ふとしたことで、
続けることを諦めそうになりながら。
続けることを諦める、
ふとしたことが起こるのを待ちながら。