もしも・・・ハクミコの世界が・・・
この記事は有料1100円で販売していた日記の一部を抜粋して作った記事になります。 以下より本編です。
もしも突然動物たちが知性を持ち始め、しゃべり始めたとして、
人間はその生き物たちを食べて生活していたのですから
見て見ぬふりをして、家畜の生産活動を止めることはしないでしょう。
面白がってyoutubeなどの動画サイトに喋る姿が投稿されると思いますが、のちにヴィーガンや動物愛護団体と動物たちは結びつき、正式に戸籍を与えられるようになります。
投票も動物優先の公約が通されやすくなる。
政治ってそういうものだよね?
仕事
人間社会の世界だとハサミや鎌の大きさはすべて同じでよかったのですが、動物が仕事を始めるとその動物専用の道具が必要になります。
道具を持ち仕事を始めると人間と同じことをしていても仕方がないと、動物独自の発想が世界を一歩前進させるでしょう。
だって人間と同じ作業をしていたのでは人間の下位互換になってしまうのですから
猫は話し相手になるためにスナックで働き、犬は嗅覚の良さに知性が加わり、自分で犯罪者を取り締まる。ネズミは動物実験反対運動を結託して行い、動物園は解放を願う叫び声であふれる。
しかし動物搾取はなくならない。
新しく宗教が生まれる
動物から搾取するのは厳しく取り締まられる
道だったコンクリートははがされ、海のプラスチックを取り除かないと動物に訴えられる日本
森に帰る派閥ができ、森にすみ、森は自分たちで管理する動物
林業が生き返る
誰も肉を食べなくなり、いや、食べられなくなり
衰退する肉屋は獣医に転職して働く
差別・発想・思想
世界は平和になりました おしまいではない
動物に職を取られた人間は怒り狂うだろう。「なんで動物なんかに」と
人間の動物差別はなくならない
今までもそうだったでしょう?詳しくは歴史が証明している
「二元論のヘロドトス、黒人差別」
人間は今までしてきた贅沢の水準を下げられない生き物なのだ。
差別という甘い甘い贅沢だ
機械が進歩してきたこの世界に、もう人間というコストが高いだけの作業員は必要なくなる
森で過ごせばいいんじゃないかな?動物たちに教えを乞うて
動物たちは視点が違う分、独自の発想を持っていた。
面白い人間の発想と混ざる、革命が起こる
外来種という概念がなくなる だって飛行機で飛び回るんだもん
資源
水力発電事業やバイオマス発電事業が大きくなる
逆に火力発電、原子力発電は訴えられてつぶされる
電気の価格は異常に上がる
使える電気が少なくなって困るって?
人間は節約に胡坐をかいてきただけだよ
つけっぱなし起動させっぱなしで、無駄なことに電気を費やすことの方が安かったからそうしてきただけ
環境、法律、価格が変わったら結局、節約せざるを得ない
コンビニがつぶれる、スーパーがつぶれる、八百屋が増える、農家が増える
人間は火の原始的なつけ方を改めて学び、できることが当たり前になる。
屋外で過ごす時間が増え、夜は焚火を囲むことが当たり前になる。
あれ?こんなに星ってきれいだったっけ?
上を見上げると星の輝きがより一層輝いていることに気づく。
今までは電気の使い過ぎで、星の輝きに価値なんて1ミリも感じなかった人が価値に気づき始める。
偽物の月に躍らされる蛾もいなくなる。
この作品は私たちは自然に帰れるのか?の単項版です。
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