【前編】コスト制限の意味を考える話【コストにおいて強いオーダーとは?】
初投稿になります!とうしゅうと申します!
noteではプロスピについて考えたことをなんとなく語っていきたいと思います。
コツコツ書いていたらバカほど長くなったので前後編に分けています笑
昨今のコストリーグでは上位を純正の方々が多く占めるようになり、自分も純正の多さと強さに圧倒されそうになります。
たとえばコストリーグベスト100の常連であり、今回116位に入られたおこちゃさんのデータによると、対戦した140試合のうち82試合(58.6%)が純正だったようです。
実際殿堂入り圏内のあたりで戦っていると、半分以上は純正で、時には自分以外全部純正というマッチングも珍しくありません。それくらいコストにおいては純正オーダーがトレンドとなっています。
純正ユーザーで新たにコストに興味を持たれる方や、12球団オーダーから純正オーダーに切り替えを図る方も多いのではないかと思います。
そこでこのnoteではコストにおいてどんなオーダーが強くなるのかについて考えていこうと思います。最近コストに興味を持った方や、コストオーダーの方針に迷われている方の指針になればよいと考えています😊
◾️自己紹介
初投稿ということで、軽く自分について。2019のseries2から開始して、主に12球団でプレイしています。
2021seriesからコストに本格参戦し、記録的なところでは今回のコスト550リーグで2度目の殿堂入りと、同期間に覇王リーグで緑枠を獲得しています。ただ、その程度です。
つまりこのnoteは「コスト最上位による最強のオーダー作りとは?」とか、「コストで最上位を目指す最強のノウハウ!」といったものではありません😌
あくまでリーグというゲームとコストというルールの特性から、どのようなものが「強いオーダー」となるのかを基礎の部分から考えていこうという話です。
基本的にベスト1000くらいに入る人がほぼ無意識的にやっていることを改めて見ていこう!といった感じですので、コストを熟知している方は温かい目で見てください☺️
◾️オーダーの強さを決める3要素
まずリーグにおいて、オーダーの強さを決める要素はスピリッツ、ステータス、コンボの3つの要素ですね。より厳密に言えばチームスピリッツ、出場選手のステータス、発動コンボとなります。
通常のリーグであればこの3要素を最大化するために最新スピリッツでステータスが高い選手をコンボが高くなるように組み入れていきます。
◾️コストリーグの場合
選手コストとは
コストリーグの場合はどうでしょう。プロスピには各選手に「コスト」なる指標が与えられており、その値は主に選手スピリッツと選手ステータスによって決まります。
実はコストには計算式があり、選手のスピリッツとステータスから算出することができるらしいです。しかし自分は詳しい式などは知りません。それでも算出方法の大枠に関しては予測することができます。
基本的にスピリッツとステータスが高くなるほどコストも高くなり、同じコストであればスピリッツが高くなるほどステータスは低くなります。このことから、選手コストはスピリッツとステータスにそれぞれ重み付けをして足し合わせたものである可能性が高いです。
正確にどのような式なのかはわからないので、今回はスピリッツとステータスによる1次の2変数関数からコストという値が返されると考えましょう。重み付けの部分をものすごく簡単化すると、スピリッツ、ステータス、コストの関係は下記のような式によって表すことができます。
ここで右側のコストの値を固定すると、1次の予算制約式のような形になります。ここではスピリッツの値を上げるほどステータスは低くなり、その逆も起こります。先述した実際のコストの性質と同じことが確認できますね。(そうやって推定したからね)
ここで重要なことは、同じコストにおいてスピリッツとステータスはトレードオフの関係にあることです。
この2つの変数はa、bという定数での重み付けによって異なる重要性を持っていますが、基本的に同じコストの中でスピリッツとステータスの総量はあまり変わらないことになります。
コストリーグとは
ここまで選手単位で考えてきましたが、今度はチーム単位で考えてみましょう。基本は選手のスピリッツ、ステータス、コストを24選手分足した総和がチームの総スピリッツ、総ステータス、総コストということになります。これらをチームスピリッツ、チームステータス、チームコストと呼ぶことにしましょう。
ここで先程の関係式を24選手分足すことによって、チームスピリッツ、チームステータス、チームコストの関係式も表すことができます。
コストリーグはこのチームコストに制限がかけられているリーグです。よってチームコストを固定します。
すると先程と同様の式が現れ、チームスピリッツとチームステータスがトレードオフの関係であることが言えます。そして同様に同じチームコストの中でチームスピリッツとチームステータスを合算したその総量はあまり変わらないことも言うことができるのです。
語弊を恐れずに言えば、同じコスト制限においてスピリッツとステータスの部分の強さはある程度一緒になるということです。
もちろん実際は歴然としたオーダーの差が生まれるので、次回はスピ解放やステータスの話など、何故オーダーの強さに差が生まれるかについて考えていきます。ただ、前編で一番述べたい主張はこの太字の部分になります。
前編はここで終了となります。お読みいただきありがとうございました。後ほど出す後編も読んでいただけるとありがたいです😊
※スピリッツとステータスのバランスについて(補足)
このnoteではスピリッツとステータスのバランスについて言及していません。なぜならその部分はこれといった正解が無く、コストに限らずリーグ全体としてまだまだ議論の余地がある部分だからです。
一応スピリッツ10=ステータス1.5という簡易的な基準?(とされているもの)はあります。この基準のもと先程のバースと中川で考えてみると、どうやらコストはステータス偏重なのかもしれません。バースがミート+パワーで42(スピリッツ280分?)上回っているのに対し、中川はスピリッツが600も上です。コストがステータス偏重ならば、同コストではスピリッツが高い選手を入れる方が強いことになります。確かに経験則的にも同じコストならなるべく最新スピリッツの選手を使いますし、スピリッツが低い選手をそのまま使うことも少ないです。
また後編でも触れる内容ですが、ステータスの部分はポジションによって重要度が異なります。指標として数値化するためには各ポジションごとに重み付けをして計算する必要があります。よってステータスを一つの数値で評価し、さらにスピリッツとのバランスの式に落とし込むのはかなり大変です。本論の中で予算制約線を示したのも、本当はスピリッツとステータスの無差別曲線も用意し、一定のコストの中でスピリッツとステータスが最適な配分となるような点を分析できるようにするためです。
ただこのnoteではあくまでコストがスピリッツとステータスを制約すると主張したいだけなので、細かい分析はやりません。そもそも正確なコストの算出式すら分かっていないので、数値分析自体が不可能です。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?