見出し画像

【後編】今からコストを始めるなら純正が良い話【コストにおいて強いオーダーとは?】

前編をお読みいただきありがとうございました。まだの方は先にそちらを見ることをおすすめします。

後編ではオーダーの強さに差が生まれる部分を見ていきます。

◾️より強いオーダーにするには

①スピリッツ解放

コストといえばスピ解放。みなさんが一番馴染みのある強化方法ではないでしょうか。これは簡単で、同じコストのままスピリッツだけを上昇させる手段となります。

しかし基本的にスピリッツ解放の上限スピリッツ(現在3800)か最新スピリッツ(現在4000)の選手しか使用しないので、実際は同じスピリッツ、ステータスの選手のコストを下げる手段と言った方が現実に即しています。

同じ3800バースでも、コストを3下げることに成功

選手のコストを下げる効果は絶大で、同じコスト制限の中でより多くのSランクを投入できることになります。Sランクが増えればその分スピリッツ、ステータス、コンボ全てを上昇できることが多いので、一番ダイレクトにオーダーを強化できる方法と言えます。

選手コストは大体スピリッツが200上がるごとに1増える傾向にあるので、裏を返せばスピリッツ解放を1回(+200)するごとにコストを1削減できていると言えます。

しかし、スピリッツ解放をするには素材の消費や古い選手を所持している必要性があり、誰しもが簡単に行える方法ではありません。スピリッツ解放によってSの枚数に露骨な差が出てくるのはベスト100(あるいは300)以上のマッチングになってからになります。

ベスト300以降ではほぼSが17枚、16枚の戦いでした(550リーグの場合)。これは殿堂入り争いくらいまではスピリッツ解放による差が大きくないということになります。スピリッツ解放の度合いが同じようなオーダーの中で強いオーダーを目指すことが重要になります。

②重要な部位にステータスを集約する

前編での「ステータスの強さは同じ」という部分に違和感を感じた方もいるのではないでしょうか。その通りで、オーダーにおけるステータスの強さは単純にその総和で考えられるものではありません。ステータスの総和がある程度決まっている中でもチームが強くなるような配分を考えます。

最初で述べたとおりオーダーにおけるステータスの強さは出場選手のステータスの強さであり、出場しない選手のステータスはほぼ無視することができます。そこで、まずステータスが低くてもよいベンチの部分のコストを低くし、節約できたコストの分出場選手のコストを上げてステータスを高くします。

また出場選手の中でもステータスが重要とされる、先発投手やスタメン野手のステータスがより高くなるよう、この選手達のコストを上げて他のポジションの選手のコストを下げます。言わば、オーダー内でステータスの重み付けを行うわけです。

実際に550リーグで使用したオーダー

だからこそオーソドックスなコストオーダーではベンチと中継ぎにDランクを並べ、それ以外をSで埋めるという配置を行うのです。

初めてコストオーダーを考えるときAランクとBランクで組んでみたが、強い人達がSとDで組んでいるのを見てそれを真似たという人も多いのではないでしょうか?先人達の手法はそのような理屈から成り立っているのです。もちろん①や次の③の方法を使うためでもあります。

③コンボを強化する

このnoteの題名の理由はここです。前編で同じコスト制限においてスピリッツとステータスの部分の強さはある程度一緒になると述べました。そしてリーグにおいてオーダーの強さを決める要素はスピリッツ、ステータス、コンボの3つの要素です。

コンボも間接的にコストに縛られている面はある

そこでコストにあまり縛られていないコンボを強くすることこそ、オーダーをうまく差別化する方法であると言えますね。正直②の部分はみなさん同様の構成になるので差別化になりません。①の回数が同じようなオーダーでも、コンボで圧倒的な差が生まれるといえます。

たとえばスピリッツ解放の量が同じようなオーダーで、最大コンボ上昇量がそれぞれ107009100のオーダーがあるとします。ここで一般的に実際のコンボ上昇量というのは平均して最大コンボ上昇量の大体75%ほどの数値になると知られているので、平均コンボ上昇量を考えるとそれぞれ80256825となることがわかります。

75%という数値はあくまで目安でしかない

この時点でこの2つのオーダーはコンボ発動後のスピリッツに約1200もの差が平均して生まれることになります。これはコストオーダーにおいてDランク1体をSランク1体に置き換えることと同じくらい強いことです。(スピリッツの観点から見た場合)

スピリッツ+1250にコスト20を要した

Sランクを1体増やすことは決して簡単なことではありません。たとえばコスト7のDランクをコスト27のSランクに置き換えるとしましょう。この時コストは20アップしますから、他の選手達で合計20のコストを削減する必要があります。スピリッツ解放1回(+200)ごとに1コスト削れるとすると、合計20回もの解放を行わなければなりません。

しかも成熟したコストオーダー、つまりほとんどのSを上限スピリッツまで解放してある状況からさらに20回解放するとなると、より古いSランクを投入して現在よりもさらに20回多く解放できる編成にする必要があります。

もちろんSが増えることで中継ぎのステータスやコンボが上げられる場合もあるので、S1体程の効力はないかもしれません。ただそれでもスピリッツ1000以上もアドバンテージが取れるのはかなり強いです。

◾️同じ解放度合いなら純正有利

このようなコンボ差をつけられる点で純正で開始するのがおすすめとなります。先程の107009100は、それぞれ純正と12球団で同じようなコンボ編成(超周到、超大胆、超力戦、超変幻、その他)をしたときの最大コンボ上昇量になります。それくらい極球団魂コンボの効果が絶大ということですね。

コンボの発動は一様ではないのであくまで目安

このようなコンボ量の差が生まれるのはそれだけ普段のリーグにおいては純正が不利だからですね。12球団よりも最新で使用できる選手が限られることによってスピリッツ、ステータスが低くなる他、コンボを組む難易度が高くなります。極球団魂コンボの恩恵があったとしも、ほとんどのリーグにおいて12球団よりも上位に行くことが難しいです。

ただコストリーグの場合、まず前編で述べたとおりコスト制限によってスピリッツ、ステータスの強さに大きな差がでないようになっています。この点だけでも純正の不利な点をかなり打ち消してくれています。

また、コストリーグは最新だけでなく過去選手も選択肢に入ってくるので使用できる選手の幅が一気に増えるため、コンボを編成することも比較的容易になります。これにより12球団も投手コンボの同時出しや超安打、超重量が当たり前となり9400前後のオーダーが増えますが純正勢のコンボは超えられません。対して純正はコンボ10000超えのオーダーも当たり前レベルとなり、さらには先程の1070011000超えといったオーダーも増えてきます。

純正が普通のリーグで抱えているデメリットがいくつかが解消されつつ、コンボで差をつけられるようになるため、コストリーグは純正にとってかなり相性が良いルールとなります。

◾️最適なオーダーはあなた次第

ただ、最終的に重要なことはスピリッツ、ステータス、コンボが総合的に発揮できることです。純正が良いといっても、コンボがうまく組めなかったり12球団よりもスピリッツ解放の回数が大幅に減ってしまったりするオーダーでは意味がありません。

次回はセリーグオーダーで参戦予定?

自分の選手所持状況からどんなオーダーが①、②、③による強化をうまくできるかを考えていくことが、自分にとって最適なコストオーダーを選択するために重要なこととなっていきます。

バラエティに富んだオーダーが参加するコストリーグですから、是非みなさん今とは別パターンのオーダーについても考えてみてください。意外と良いオーダーが見つかるかもしれませんよ😎

また主にTwitter上にはコストリーグを熟知した先人達もいらっしゃりますので、その方々に相談するのも良いと思います。(自分もそこまで実績は無いですが相談していただければお受けいたします)

長くなりましたが、ここまで読んでいただきありがとうございました。次の570リーグに向けて少しでもみなさんのオーダー作りの手助けになっていれば幸いです。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?