アニメ・ゲーム業界へのあこがれと挑戦
最近、というかここ1年くらい前から「アニメ・ゲーム業界」に関わるお仕事がしたくて色々動いていた。
結果として、PSYCHO-PASSのキャンペーンサイト制作や、VTuber事務所のサイトリニューアル、アニメグッズECサイトリニューアル、ソシャゲ開発などなど、業界に関連するお仕事に携われる機会が増えてきている。
さらにはクリエイター支援系のWebサービス企業、アニメ制作会社、ゲーム制作会社、フィギュア制作会社など、イベントやSNSを通じて業界のコネクションも構築でき始めてきた。
実績などバックボーンが無い状態で、ゼロからコネクション構築はかなり大変だったが、熱意と愛情を持って話してみれば、手を差し伸べてくれるものだなぁと。
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そもそもアニメゲーム業界、所謂サブカルチャー領域をなぜやりたいか?
理由は結構単純で、せっかくの技術を活かすなら自分の好きなジャンルで貢献したいと思ったから。これはわりとありきたりな理由。
そして、それを僕一人ではなく、会社として、組織として、同じ志を持つ人達と一緒に良いものを作り、日本から世界へ、サブカルチャーの未来を技術で創ること。
これがありきたりではなく、とてつもない時間と労力がいる部分だと思う。
僕はここにチャレンジしたいのです。
それこそ上京するまでは、僕がアニメやゲーム大好きなことを周りに全然話していないし、周りからも(多分)そこまで思われていなかったと思う。
上京して心機一転ゼロから人間関係を構築しようと思ったときに、やはり自分の趣味というのはとても重要で、気づけば自然と口に出していた。
僕はASMRが好きで実は15年前くらい、中学生の頃から聴いている。
その頃はまだASMRなんて言葉はなくて、立体音響とか呼ばれてた時代だ。
一般的にはあんまり公にする話題ではないが、最近は自分でもびっくりするくらい自然と会話中に口から出る。初対面の人に対してもだ。
というかもっとみんなに面白さを知ってほしいから、ガンガン話す。
何なら自社事業、同人サークルとして自主制作しているまである。
このあたりの口に出す抵抗がなくなって、本質的な「自分が好きなこと」を包み隠さず話せるようになったからこそ、僕の変態性を理解して興味を持ってくれる方も増えたように感じる。それは本当に嬉しい。
僕だけでなく、会社のメンバーも意識的に出先で話してくれたり、お仕事をもらおうと動いてくれたり、最近ジョインしたエンジニアの子も僕以上にアニメ・ゲーム好きだったりと、とても頼もしいチームになりつつある。
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TECH OTAKUS SAVE THE WORLD.
これは原神などのゲーム開発を手掛けるHoYoverse社のスローガン。
いろいろな会社のMVVを見てきたが、この会社のスローガンほど自分の記憶に刻まれているものはない。単純明快で、彼らの功績を見れば眩しいくらいに光り輝いているから、忘れるはずがない。
同社タイトル「崩壊3rd」でこのスローガンを見かけたとき、なぜかすごく憧れてしまった自分がいた。
自分がなぜ技術を求めたのか?
お金稼ぎのためではない、やっぱり「好きだから」。
それはもうギークなほどに、狂っているほどにアニメ・ゲーム、テクノロジーが好きだから、突き詰めた先、誰かの心を動かすようなものが作りたいから
僕はエンジニアになった、会社を作った、そのための一歩を歩み始めた… のかもしれない。
今はまだ本当に片足突っ込んだような感覚、まだまだこれから。
これから業界の発展に持ち前の技術力で貢献しつつ、引き続き信頼関係の構築とまだ見ぬ出会いに期待して、一歩一歩進んでいきたいと思う。