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新たなる若獅子! そして雌伏の時

新日本プロレスは、8月24日の後楽園ホール大会で、新たなるヤングライオン2人がデビューする事を発表しました。

先日、辻選手と上村選手の2人を見送って、嬉しいような少し寂しいような気持ちを味わっていたところですが、早くも新しい若手がデビューできたのはとても素晴らしい事だと思います。

明日からのシリーズで連日のシングルマッチが組まれているとのことで、ここから2人の若獅子が切磋琢磨して、ゆくゆくは新日本の未来を担うメインイベンターとなっていくストーリーを追うことができるのは、とても幸せなことだなあと思います。

一方で、少し気になるのが中島佑斗選手の心境です。

2月14日に上村選手を相手にデビュー戦が行われたのですが、そこでいきなり肘を負傷してしまい、長らく欠場状態となっています。

デビューしたのが先とはいえ、今後自分よりも早く経験を積んでいく2人を前に、焦る気持ちが無いと言ったら嘘になるでしょう。

でも、私としては落ち着いてどっしりと構えていればいいと思います!!

少し昔の話・・・とある新日本プロレスの練習生について話をしたいとおみます。

かつて、練習生時代に腰を悪くしてしまい、練習に参加できずにずっとちゃんこ番(寮の食事を用意する係)をしていた若者が新日本の練習生の中にいました。

自分と同じタイミングで入門した選手がどんどん練習して体が大きくなり、試合をして経験を積む中でも、彼は決してあきらめませんでした。

その後、青年は無事に腰を直してデビューを果たして、紆余曲折がありながらも

・NEVER無差別級戴冠(3回)

・IWGPタッグ戴冠(1回)

・WORLD TAG LEAGUE 優勝(2014年)

・ NEW JAPAN CUP優勝(2017年)

など、多くの実績を残す名選手となりました。

かつて怪我に苦しみながらも、負けん気の強い「ザ・ストロングスタイル」と言えるファイトスタイルで多くの人の胸を打つ、私も大好きな名選手になった青年の名は、柴田勝頼

今ではLA道場で自分が培ってきた技術を若い選手たちに教えている名コーチである柴田選手も、きっとデビューまでに何度も悔しい思いを抱いて来たはずです。

中島選手も、今は雌伏の時なのでしょう。きっちりと怪我を直したうえで、大岩選手と藤田選手の2人と共に新日本のリングの上で暴れまわる日を楽しみに待ちたいと思います。

やっぱり今日も、プロレス最高!!

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