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特定技能外国人を採用するには??

外国人を採用したい企業が増える昨今
自社でも採用したいと思っても何から始めたらいいのか分からないといった方も少なくないかと思います。
特に注目される、技能実習生や特定技能。
しかしこの2つは受入れに必要な手続きが多く受入に踏み出しにくい...

そこで今回は特定技能外国人の採用についてご説明させていただきます!

下記にて技能実習生と特定技能の違いをまとめておりますのでよければご覧ください。


外国人の採用パターン

① 国内新卒(留学生など) 日本の学校の新卒
② 国外新卒 海外の学校の新卒・第二新
③ 国内キャリア採用 
④ 国外新卒採用 海外の企業で働く外国人
⑤ 特定技能としての採用
⑥ 技能実習生として採用

代表的なものは以上の6パターンです。
それではタイトル通り今回は特定技能についてご説明いたします。

特定技能を受入れの流れ

step1 受入体制の準備

特定技能でも技能実習でも受入れ体制が整っていなければ採用ができません!
なので特定技能を受入れる体制を用意します。
ここで一つ注意する点が一つ。
【何人採用したいのか】
基本的には特定技能の場合は何人でも採用が可能ですが、【介護、建築】は別です。

介護の場合は介護に携わる常勤職員数が上限となり、建築の場合は常勤職員数が上限となります。
なので何人採用するかを自社の状況を鑑みて決める必要があります。

何人受入れるか決めた後は、支援計画オリエンテーションの準備です。
支援計画とは特定技能受入れ企業に義務付けられているもので、外国人が日本への入国前から帰るまでの支援の内容です。


日本での住居探しや、空港までの送迎、公的手続き等、他にもありますが別の記事でまとめております。URL

step2 人材探し


次に人材探し!
まずどこから探すからというところですが、国外の国から人材を探す又は国内の外国人から探す。
この2つだけですが手続きや費用がかなり変わってきます。

ここでどんな人を、どの国から採用したいか決めてください。
特定技能で日本に入国するには、日本語能力試験N4以上、さらに基本的には【特定技能試験合格者】【技能実習修了者】【各業種の試験合格者】の中から探す事になります。
また原則どの国からも特定技能での入国は可能です。(※一部不可の国有り)

【特定技能試験合格者】
外国人が日本で特定技能として入国するには特定技能試験に合格する必要があり、業種の経験は必須となっておりません。

【技能実習修了者】
技能実習を良好に修了した外国人は特定技能1号に移行ができます。
最近は技能実習修了後に実習先で特定技能に移行される方もいますが、移行できることを知らない方もいます。
技能実習修了者であれば実務経験を最低でも3年積んでいますので即戦力として採用が見込めます!

日本で求人を出したり、リファーラルで探すことも可能ですが一番早いのは【送り出し機関】経由で探すのが一番スムーズです。

※送出し機関とは、海外の人材を扱う企業で海外の求職者の紹介を行っています。

ここでも注意な点が1つ

国から認定を受けた認定送出し機関からでないと受け入れができない国があります。
なので、受け入れをしたい国の要件と送り出し機関が認定を受けているかの確認が必須です。
もちろん送り出し機関を利用すると費用がかかりますので使わない事も可能です。

step3 面接


次に面接です。
求人に応募や、送り出し機関からの人材の斡旋があれば面接を行います。

最近だと面接はzoomやGoogle meetなどを使い面接を行う方が多いです。
もちろん現地で直接面接を行う事も可能です。

1つ面接で注意する点は国によっては日本より内定までのスパンが短い点です。

日本だと一次面接はオンライン面接、次に現地面接といった流れが主流だと思います。
内定まで大体一ヶ月程かかると思いますが国によっては面接で内定を出さないと他に流れてしまう人材が多く、二次面接で実際に会って面接がしたいといった事が出来ない可能性がありますので面接前に採用者の母国の就活について調べておいた方がミスマッチや人材を逃す事を防げます。

下記に面接のレポート記事がありますので良ければご参考ください
URL

step4 入国手続き


無事面接も終わり採用者も決定したら次は採用者を日本に入国出来るように手続きを進めます。
入国に必要な書類(在留資格認定証明書、在留資格変更書)や情報を請求する必要があるので、常に先回りして準備する事をおすすめします。

またstep1で準備した支援計画の提出&認定を受ける必要があります。

上記の手続きと並行して雇用契約の締結事前ガイダンスを実施します。
こちらはzoom、Google meet等で行うことも可能です。
ただし、通訳の方などを付けて契約の認識に齟齬が無いように対策が必須です!

以上の手続きを入国まで遅滞なく受理されることが必須です。
これらの手続きが滞ってしまうと入社が後ろ倒しなるので、専門の行政書士や登録支援機関に依頼する事をおすすめします。

step5 入国後支援


次に入国です!入社まであと少し!
採用者が空港まで入国した際に受入れ企業が空港まで迎えに行き自宅又は就業先に送迎する事が義務付けられています。
そして日本での生活に必須なライフラインの契約を支援し公的手続きを支援します。
こちらは本人が1人でも可能であれば同行は必要ありませんが出来ないのであれば、受入れ企業が同行し支援が必要です。

そして最後に生活オリエンテーションです。
日本での生活に慣れない方もいますので、日本での生活ルールや公共交通機関の利用方法等の説明を行います。

step5までが全て完了すれば晴れて入社です!
特定技能では入社後も定期的な手続きが必要です。
入社後の記事も御座いますのでご覧ください。
  

最後に


今回は少し大雑把に流れをまとめました。
外国人採用において難しい点は国によって手続きが変わる、法改正が多い、入社後の手続きも多いといった点だと思います。
準備や手続き等で時間を浪費してしまう事も多いので、委託してしまう事も手だと思います。
資料請求や問い合わせなどございましたら弊社にお気軽にお問い合わせください。


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