シンガポールへの旅⑦【終】
最終日。朝はそこそこな時間に起き、忘れ物確認をし、ホテルをチェックアウトした。最後のPaya Labor。ここを使わなければどこにも行けなかった。地下鉄のため階段が辛かったが。
向かった先はChangi International Airport直結のJEWEL。屋内に植物が大量に植えてあることで有名なショッピングモールだ。
夜まで長いが、ここで最後の買い物を済ませ、出国しようという計画だった。確かに長かった。が、それなりの買い物ができた。日本の店も多数出店していてここはもう日本か?と錯覚するくらいだった。ドンキに関してはなぜか店の中に飲食店が入っていて新鮮だった。
JEWELの最大の特徴、ほぼ森というのがこちら。
Gardens by the BayのCloud Domeを彷彿とさせる植物量。シンガポール植物園、GBBと並ぶほどの植物量だそう。やはり、これを屋内に作ってしまうというところがシンガポールらしい。ちなみに、JEWELの5階(level 5)にもこのような場所がある。
5回から見た景色も圧巻である。本当に屋内なのか…?と思ってしまうくらい(屋内要素が屋根のみ)。最後の最後まで自然に触れられるとは。よい国ではないか。
ここから下は、飲食物を少し。
そうこうしているうちに夜になった。JEWELの自然はライトアップされる。非常に美しい。あと、気温(というか室温)も快適。いつまでもここにいたいと思った。
気づけば21時。出国の時間が迫ってきた。短い4日間、シンガポール旅行が終わろうとしている。はやかった。もっと金と時間があればナイトサファリにも行けただろうし、いろんな体験ができただろうが、今の私にはこれが限界だった。楽しかったな。
21時半くらいだっただろうか、飛行機が遅延しているというアナウンスが入った。定刻は22時15分出発。どれくらい遅れているかはわからなかったが、私たちはとにかく来たる飛行機を待った。22時30分ごろ、ようやく搭乗開始アナウンスが流れた。帰れる。
こうして私は、4日間過ごしたシンガポールを後にした。
7時15分頃、成田国際空港に着陸した。日本だ。やはり故郷に帰ってくるこの瞬間は感動するものだ。
帰ってきて一番初めに食べたのは、もちろん和食。お茶漬けだ。心の底から美味しかった。
3泊4日+数時間のシンガポール旅。非常に充実したものだった。先に述べたように、もっと財力と時間があればなとは思いつつも、今ある力で精いっぱい楽しむことができた。また行きたい。
次はどこに行こうか。