【国宝語り】国宝とは
ごあいさつ
はじめまして。国宝をこよなく愛するyamacoと申します。鑑賞した国宝は1000件。でも、その前に、そもそも国宝は何件あるかご存知ですか?2020年末時点で1125件です。最も新しく国宝に指定されたのは2020年12月に指定された八坂神社本殿(京都府)です。
国宝建造物のInstagramはこちら→ https://www.instagram.com/kokuhou_tanbou/?hl=ja
国宝とは
日本国内に数多くある有形文化財のうち、重要なものが国から重要文化財に指定され、更に重要文化財の中から、特に学術的価値が高いもの、美術的に優秀なもの、文化史的意義の深いものを国が指定したものが国宝です。国宝には建造物と美術工芸品があり、美術工芸品は絵画、彫刻、工芸品、書跡・典籍、古文書、考古資料、歴史資料に分かれています。
きっかけ
私が本格的に国宝巡りを始めたのは、2000年に東京国立博物館で開催された「日本国宝展」からです。その時はまだ展示替えがあることも知らず、「鳥獣戯画 甲巻」など見逃したものがたくさんありました。見逃したものに限って見たいものだったこともあり、国宝に関する本を買って、いつ、どこで見られるのか調べるようになりました。
それ以前に、奈良・京都で国宝建築を巡る旅に大学のサークルで行ったことがあり、その時に見た室生寺の五重塔が忘れられなかったことも重なり、国宝鑑賞のために全国各地を巡るようになりました。
まずは社会の教科書や資料集に載っているようなものからと、件数には拘らずに見たいものを見る感じだったのと、そのためだけに年に何度も旅に出ているわけにはいかなかったので、1000件も見る気なんてなかったのです。そんなに見られるわけないだろうと。ただ、これを見たらこっちも見たいという気持ちが抑えられず、気づいたら、600件を超えていて、その後、国宝展も2度開催され、800件くらいまで来たら、もう1000件目指すしかないですよね。
続いた理由
写真で見るよりいいものもたくさん。実際見てみないとわからないこともたくさん。
それが長く続けて来た理由です。
苦手な典籍も、現地での解説で理解が深まったり、保存状態の良さに驚いたり、見に来てよかったといつも思います。
逆に、好きなのが建造物だったのもよかったと思っています。
博物館等にやってくる他の国宝と違い、建造物はこちらから行かない限り見られない、しかも私が住んでいる東京近辺には少ないので、好きじゃないと挫折していたかもしれません。
終わりに
1000件近くなっても、今まで見たことのないタイプの国宝があって、見れば見るほど奥の深さを感じました。今後もまだ見ていない国宝やもう一度見たい国宝を巡る旅を続けていきます。このnoteでは、以前の国宝探訪や国宝の魅力を発信したいと思っています。よろしくお願いいたします。
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