ライターあるある(主観)
こんにちは、元国語科教員、現ライターの国語の庭です。
以前、国語科教員ならではの苦悩、みたいな記事を書いたことがあります。
苦悩、というかあるある、的な内容だったと思うのですが。
で、そのライター版って書いてないな、と思いまして。
今日は、私的、ライターあるあるを書いてみようかなと思います。
今回納期余裕ある!→あれ、もう明日…?
これが1番あるある。
ライターにつきものなのが、納期。
記事の構成、情報収集、タイトル、リード文、校正、などなど、記事を書くといってもいろいろ作業がありますから、納期は長ければ長いほど嬉しいものです。
私の場合は、だいたい1記事1週間くらいの納期をいただくことが多いかなと思います。
その期間でやりくりをするわけですが、思った通りに進まないことも、あります。
情報が足りないとか、追加でこれ入れようかなとか、悩んで手が止まりがち。
で、そうこうしているうちに納期がせまる…なんてことがよくあります。
そして不思議なことに、納期が長くても短くても同じ現象が起こります。
締切周辺は心がザワザワ
これも、納期関係のあるあるです。
締め切りが迫ると「どうしよう、あの記事間に合 かな、大丈夫かな」「納品するの忘れないようにしないと」「何時までに送るか、もう1回メールチェックしておこう」とか、そわそわざわざわします。
値段が違っても同じ力をかけちゃう
私の場合、時給とか日給ではなく、1記事いくら、っていう契約が多いです。
その記事単価が、クライアント様によって全然違うんですよね。
始めたばかりのころに設定した低めの価格でそのままずっと続けている契約、最近オファーをいただいて受けている高単価な契約、などなど。
でも、記事単価が違っていても、結局同じくらいの力量を、つい、かけちゃうんです。
単価交渉、びびりがち
記事単価が違っていても同じ力で執筆しちゃう。
それなら、安い契約のクライアント様は得して、高いお金を払ってくださるクライアント様は損しちゃうってことですよね。
それはなんだかなぁ、ということで、ときどき勇気を出して単価交渉をしてみることがあります。
これ、かーなーりの勇気がいります。
契約を切られる覚悟で、毎回おそるおそる、でも文面は自信ありげに、でも上からにならないように謙虚さも忘れずに…って思うと、記事の執筆よりそのお願いメールって書けないです。(私はほぼすべての連絡がメールです)
あと、単価を上げてもらえたら上げてもらえたで「次からはもっとクオリティ高い記事書かなきゃ」ってプレッシャーを感じてしまいます。
大事な売上のことだからもっと稼ぎたい、とも思うのですが、交渉って、ほんと、メンタルにきます。
フィードバックが怖い
メンタルにくる、といえば、これもです。
全部の記事をほめてもらえるわけじゃないんですよね。
もちろん、それはどんな記事でも仕事でも同じです。
なんですけど、なんですけどもね。
「次はこうしてください」とか「この記事はこういう印象を受けました」とか先方に言われると、すぐ一喜一憂してしまいます。
鋼のメンタル、ほしいです。
いつも、つい仕事のことを考えてしまう
ライターって、わりとどこでもできる仕事です。
パソコンとネット環境があれば、できますよね。
出社しなくても家でできるし、カフェでも旅行先のホテルでもできる。
っていうと、カッコイイな、って思いますよね。
私も同じように思ってました。
でも、逆もあるなって。
ライターになってから、気づきました。
どこででも仕事ができるってことは、本当にどこででも仕事ができるってこと。
家でもカフェでもホテルでも、いつでもどこでもそこが仕事場になっちゃうってことです。
プライベートとの切り替えが難しい面があるな、と思います。
あと、パソコンがなくても、「あの記事の構成こうしようかな」とか「タイトルどうしよう」とか、考えるってことができたら、仕事できちゃうんですよね。
なかなか難しいところです。
あるある
そんな感じで、私的、ライターあるあるを書いてみました。
また何かあったら追加するかもしれません。