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【算数】教材研究・紹介note【パート7】
【タイトル】
『ニガテ克服シリーズ③ 隂山メソッド 徹底反復 ぶんすうプリント』
【科目】
算数
【価格】
本体500円+税
【対象となる学年】
小学生から
【表紙・背表紙の写真】
【出版社】
小学館
【著者・編集者】
隂山英男
【私が購入したタイミング】
1年ほど前。
【ページ数】
96ページ
【テキストの大きさ】
B5
【構成(テキストの目次)】
○きほんトレーニング編
百ますたし算
百ますひき算
百ますかけ算
わり算50
○分数編
初級レベル(1〜4年生)
①分数ってなに? 1〜2年生
②分数のたし算とひき算⑴ 3〜4年生
③いろいろな分数 3〜4年生
④分数の大きさ 4年生
⑤仮分数を帯分数に 4年生
⑥帯分数を仮分数に 4年生
⑦分数のたし算⑵ 4年生
⑧分数のひき算⑵ 4年生
中級レベル(4〜5年生)
⑨かける通分(たし算)
⑩かける通分(ひき算)
⑪約分
⑫あわせる通分(たし算)
⑬あわせる通分(ひき算)
⑭そろえる通分
⑮通分のまとめ(たし算)
⑯通分のまとめ(ひき算)
上級レベル(5〜6年生)
⑰公倍数、公約数
⑱分数のかけ算⑴
⑲分数のかけ算⑵
⑳分数のわり算⑴
(21)分数のわり算⑵
○こたえ
※分数編にはそれぞれの単元に「きほんプリント」と「くりかえしプリント」があります。「きほんプリント」は、その単元で学習するポイントや練習問題が載っています。「くりかえしプリント」は全く同じ練習問題プリントが3枚ずつ収録されています。
【テキストの特徴】
○「苦手克服シリーズ」全体に言えることですが、そこまで分厚くなく、値段もお手頃で、プリントに直接書き込んでも反復練習ができる……と、個人的にはかなり使いやすい問題集だと感じています。
○小学校で学習する「分数」について、1冊にギュッとまとめてあります。「分数」が苦手な人にオススメの1冊です。小学生の皆さんはもちろん、中学生で分数がさっぱりわからない!という人にもオススメ。
○「苦手克服シリーズ」ということで、かなり基礎の内容から紹介されています。また、同じ問題を3回ずつ反復練習できるような構成になっています。そのため、「同じ問題ばかりつまらない」と飽きてしまう人もいるかも……。
→1周目、2周目と、時間を少し空けて取り組んでもらう、特に苦手なところのみ2回目、3回目を解いてもらう等、その人の性格や理解度、モチベーション等に合わせた使い方を工夫していく必要はありそうです。
○「きほんトレーニング編」の百ます計算とわり算プリントは1枚ずつしか載っていません。そのまま書き込むと1回ずつしかチャレンジできないのですが……個人で印刷して使用することを前提としているのでしょうか?それとも本冊では1回きりで、あとは興味があったら百ます計算のテキストも買ってくださいね、ということでしょうか?(お試し版的な扱い?)同じ隂山英男先生シリーズで、本冊と百ます等、複数併用するのはアリかもしれませんね。
○私は、現段階では小学校の算数の教科書を所有していないので、細かい確認ができていないのですが、ところどころ教科書とは違った教え方をしているようです。もし学校の先生が「私が教えた通りにやりなさい」というタイプであれば、学校で覚えたやり方とこのテキストで紹介されているやり方との違いで混乱する可能性もあるかもしれません。注意してください。
○表紙裏等の説明にじっくり目を通してから使用すると良いでしょう。テキストの使い方やポイントが書いてあります。
○「こたえ」は切り離せないタイプですが、直接書き込むと丸付けがし辛いです(直接書き込むことが想定されているテキストであるはずですが)。また、答えの字が少々小さいです。ところどころ見辛い印象があるので、答え合わせのときは見間違いに注意です。
※ヘッダーは、フリー素材サイトのぱくたそ様よりお借りしました。
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