見出し画像

お題企画「#今年学んだこと」投稿ピックアップ 「好き」が変えてくれた未来

こんにちは。國學院大學メディアnote編集部です。
年の瀬です! 今年やり残したことはないですか? また、なにか夢中になったことはありましたか? 「好き」な気持ちって、ものすごくパワーを与えてくれますよね。人生に豊かな彩りを与えてくれるし、突き詰めると学びにもつながるような気がします。

今回は「好き」に導かれて、今までの生活が変わったという方の作品をピックアップしてご紹介します。

夢が叶うまで22年。着物ライフが始まった

着物を粋に着こなしてみたい。誰しも密かにそんな思いを持っているのではないでしょうか? でも、着付けを教えてくれる人がいない、そもそも着物を持っていないなどの理由で、思いを胸に秘めたままの人もまた多い気がします(私もそんな一人です)。

その夢を22年越しにかなえたというSAさん。22年前から「着物を着られるようになりたい」「着物でお出かけしたい」という思いを持ちつつなかなか機会が訪れず、今年! 「タイミングが来た」と、その喜びを綴っていらっしゃいます。しかもそこにはSAさんのお祖母様、お母様とつながる女性三世代の思いもこもっていたようです。

着付け教室での学びも経て、今はご自分で着物を着てあちこちにお出かけしているというSAさんの楽しそうな描写に、私もなにか学び始めたいと思いました。

お茶から次のお茶に広がって、どんどん世界が広がって……!

寒くなってくると温かい飲み物が恋しいですよね。コーヒー、ココア、ホットミルクとか……。きのっこ@水彩イラストさんは、今、お茶に夢中なのだそうです。お茶を楽しむ生活をずっと夢見て、ついに、南部鉄器でできた急須と湯呑のセットを買って、日本茶を味わっているのだとか。

日本茶って、おいしいけれど沸騰させたお湯を70度にさまして、急須にお湯を入れたら1分待って……みたいな工程があることでハードルが高く感じ、あまり味わう機会がなかったのですが、きのっこ@水彩イラストさんの投稿を拝読していたら、無性にお茶を淹れたくなりました。

きのっこ@水彩イラストさんは、お名前の通りイラストを描かれているのですが、文章の合間に掲載されたお茶に関する自作イラスト入りの「お茶ノート」がすごく素敵なんです! 

好きから始まった学びの結晶を見せていただいたような気がしました。

「好き」パワーの真骨頂!!

“拍手ボタン”がもしnoteにあったなら、100回でも1000回でも押したいぐらいの、努力の経過とその成果が描かれた投稿が届きました。

17歳の涼風さん。大好きな絵を学ぶために美大を目指していたけれど、弓道にのめり込み、弓道の強豪校で学びたいと思うように。ご本人曰く、今までは「一生懸命ってダサーって思っていた」けれど、自らが一生懸命に努力を重ねて、重ねて、弓道に導かれるように違う進路を選択。
「好き」のパワーってすごい! と、手に汗握る思いで読み進めていき、最後の結末に心の中で「ヤッター! すごい」と叫んでしまいました。

この真っ直ぐな、ひたむきな努力。忘れてはいけない、と涼風さんから学ばさせていただきました。しかもこの投稿、涼風さんのnote1本目です。今後の投稿も楽しみにしています。               

本当に、「好き」のパワーってすごいんだと、ピックアップさせていただいた作品を見て感じました。SAさん、きのっこ@水彩イラストさん、涼風さん、ありがとうございました。これからも素敵な投稿を楽しみにしております。

                *

國學院大學メディアnoteでは、「好き」が講じて「ハマってしまった」という学びのおもしろさを、國學院大學の教授に伺った「学問のNUMA」というシリーズ記事があります。鬼の研究者、自ら山伏修行までする考古学研究者、神社の研究者……。いずれも好奇心を刺激される内容で、お話はポッドキャストで聞くこともできます。ポッドキャストのMCは國學院大學卒業生の宮田愛萌さん、コメンテーターは漫才師で日本語学者のサンキュータツオさんが担当。記事も配信も学びのおもしろさ満載です。全6本あります。

記事の1回目はこちら

ポッドキャスト1回目はこちら

お題企画「#私が学んだこと」コンテストは12月22日締め切りです。残りあと2日ですが、みなさんの今年の学び、今からでもお聞かせいただけたらうれしいです。