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「九祭」全曲レビュー〜その1

皆さん、おはこんばんちは。

ばってん少女隊(ばっしょー)のオリジナル4th ALBUM「九祭きゅうさい」が、2022.10.19にReleaseとなりました!

2021年4月に、りるみゆ(蒼井りるあちゃんと柳美舞ちゃん)が新メンバーとして加入してから約1年半、前回の3rdアルバム「ふぁん」(2020年10月28日)からはほぼ2年ぶりという、久々のリリースとなりました。

隊員(ばっしょーファンの総称)にとっては、まさに“待望”のアルバムですね!


今作は「OiSa」をはじめとする先行シングル4作に加えて、豪華クリエイター達が「九祭」の元に集結し、九州各県をイメージ・コンセプトに生み出された楽曲によって彩られています。
(「九祭」公式サイトより)

「九州を拠点とするアイドル」というコンセプトをしっかりと築き上げて来たばっしょーちゃんたちの、集大成となるアルバムです。

私も通して聴いてみて、
「これ、スゴかぞ〜!!」
という、驚きと、嬉しさと、感動を禁じえません。

その感動を少しでも皆さんと共有したいと思いますので、本日より、予告しておりました「九祭 全曲レビュー」を始めさせていただきま〜す!

希山愛ちゃん

九祭 全曲レビュー



収録曲(全12曲)

収録曲は、次の通りです。
01:OiSa (2021ver.)
(作詞作曲:渡邊 忍[ASPARAGUS])
02:わたし、恋始めたってよ!
(作詞作曲:渡邊 忍)
03:YOIMIYA
(作詞作曲:ケンモチヒデフミ[水曜日のカンパネラ])
04:御祭sawagi
(作詞:ASOBOiSM 作曲:PARKGOLF , ASOBOiSM)
05:さがしもの
(作詞作曲:ケンモチヒデフミ)
06:和・華・蘭
(作詞:Daoko 作曲:GuruConnect , Daoko)
07:沸く星
(作詞:没 a.k.a NGS[Dos Monos], uami 作曲:没 a.k.a NGS , uami)
08:Bright & Breezy
(作詞:YonYon 作曲:YonYon , DÉ DÉ MOUSE)
09:南風音頭
(作詞:村里 杏 , サトウ ショウゴ 作曲:サトウ ショウゴ)
10:禊 the MUSIC
(作詞作曲:渡邊 忍)
11:虹ノ湊
(作詞:Rin音 作曲:Rin音 , Taro Ishida)
12:OiSa PARKGOLF REMIX

レビューの進行

これまでも私は結構な数、私立恵比寿中学(エビ中)やばっしょーちゃんの全曲レビューをやってきました。

今までは、1本の投稿に2〜3曲のレビューを書いていたのですが、「ふぁん」全曲レビューの後半では1曲ずつの時もありました。

今回も、1曲は書き上げているのに次の曲を書き終えるまで公開しないというのはもったいないと思いましたので、1曲ずつ全12回で書いていきたいと思います。

ではでは。
音楽の真髄を極めた訳でもなく、専門家でもない私が、ただ単に曲の感想を述べるだけのブログですが、どうか最後までお付き合い頂ければ幸いです。

01:OiSa (2021ver.)

(作詞作曲:渡邊 忍[ASPARAGUS])


この曲を初めて聴いた時の衝撃は、今でも忘れられません。

元々は、オリジナル3rdアルバム「ふぁん」に収録されていた曲でした。

シングルカットされた訳でもなく、アルバムの中の一曲にしか過ぎませんでした。

しかし、しかし…

その時のオドロキを「ふぁん」全曲レビュー「OiSa」の回で、ぜひ共有してみてください。


有線で大バズり

この曲が凄かったのはその後です。
アルバム発売と同時にYou Tubeで公開されたMVの再生回数が、有線で流れて検索する人が急増したため、あれよあれよという間にぐんぐん伸びて行きました。

2021年4月には、「有線放送お問い合わせランキング」で1位を獲得!


無限OiSa

昨年10月に開催された、彼女らが所属する「スターダストプロモーション」のアイドルが勢揃いする「スタプラフェス2021」では、ライブステージの持ち時間10分間を全て使って、9分27秒の「無限OiSa」を披露しました。

↑9分27秒でも飽きさせない演出が施されていますから、途中で観るのを止めないでくださいね。
特に5分50秒過ぎの演出には「おっ!」と驚き、感心すること請け合いです!


再生回数400万回突破

そして、今年4月にはとうとうYou TubeのMV再生回数が、400万回を突破したのです。

追記:LINEブログからnoteへの移行作業をしている2023年7月下旬現在で、再生回数は488万回となっています😉

追記2:その約半月後、2023年8月12日現在で、490万回を突破しました。ということは、今もまだ1日当たり1000回ぐらいは視聴されているみたいですね。

追記3:2024年4月14日、ついに500万回を突破しました!


ターニングポイント

私の推しメンだった星野蒼良ちゃん(そらら)がいた5人体制の時に発表されたこの曲が、りるみゆが加入した新6人体制とを繋ぐ架け橋となり、後々「ばっしょー史」を紐解く時には、永遠に語り継がれるターニングポイントの一曲となったことは間違いないでしょう。

今回のアルバムに収録されているのは、りるみゆの声が入った「2021ver.」ですけど、もう何百回となく聴いてるのに、未だに飽きるということがありません。

この曲が、いかに高いポテンシャルを持っているかが、お分かりいただけると思います。

※たまに、そららの声が恋しくなって「ふぁんver.」を聴いてしまうことを付け加えておきます(草)


博多手一本

今回、この曲について今までどこにも書いていなかったことを付け加えておきます。

それは「博多手一本」についてです。

ライブに行ったことのある隊員さんでしたら、OiSaのオーラスでメンバーが打つ手拍子の振りコピをされていると思います。

↑4分28秒あたりから

「チョンチョン」(間)
「チョンチョン」(間)
「チョチョンのチョン」

という「二二三拍子」です。
これには独特の間があって、特に2回目の「チョンチョン」の後の間が、慣れてない人にとっては取りにくいのではないかと思います。

実はこの手拍子こそが「博多手一本」なのです。

お祝い事の席では、いわゆる「手締め」をして終わることを皆さんも経験されたことがあると思います。
一番オーソドックスなのは三本締めで、
「タタタン」「タタタン」「タタタンタン」
これを3回繰り返しますね。

あとは「ヨー、チョン」だけで終わる一本締めもよく行われます。

それが、博多の祝い事ではこの「博多手一本」で締めることになる訳です。

この動画をご覧下さい。


“祝いめでた”とワンセット

このように「祝いめでた」という歌と「博多手一本」をセットで行うのが、博多の祝いの席では通例となっています。
※ちなみに↑この動画で歌っている人は長谷川法世さんという漫画家で「博多っ子純情」という漫画の作者です。

この私も、親戚の結婚式などで「祝いめでた」を何度となく歌ってきましたし、動画ではワンコーラスしか歌われていませんが、曲自体は3番まで歌詞があり、私は3番まで歌詞を見ずにフルコーラス歌えます😆
※但し、3番の歌詞は色んなバージョンがあって、私の覚えている歌詞とは違うものもありますね。


博多祇園山笠

「祝いめでた」と「博多手一本」は、毎年7月に行われる博多のお祭り「博多祇園山笠」でも、なくてはならないものです。


華丸さんの祝いめでた

追記:博多華丸さんが歌う祝いめでたの動画がありました😉
最後はちゃんと博多手一本で締めてあります。


「OiSa」オーラスの手拍子を振りコピされる時、このような背景があることをお分かりになっていると、一味違う感慨もあるのではないかな、と思います。

追記:2023年5月でコロナが第5類に引き下げられ、コールが解禁になりました。
私は、次に参戦したライブでは、OiSaラストの博多手一本のところで、

「よーおっ!」(チョンチョン)
「もひとつ!」(チョンチョン)
「よいとさ!」(チョチョンのチョン)

の掛け声をかけてみたいと思っています😉


それでは。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
次回、全曲レビューその2をお楽しみに😉

また逢えるから、この言葉が言えるんですよね。
ごきげんよう、さよならDestiny!

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好々爺Q(こうこうや・きゅー)
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