タージ・マハルには、絶対にオベロイに泊まって行くべき(断言)
この記事に出会ったあなたは、めちゃくちゃ運が良い。
この記事に辿り着くのは
・インドに行くことになった、あるいは行ってみたいと思っている
・とりあえず、タージ・マハルは行っておきたい
という奇特な方々がほとんどだと思うのです。
ただ、残念ながらインド旅行について本当の意味で有益な情報ってあんまりインターネット上に転がっていない。
でも大丈夫! この記事を読んで参考にして頂いて、色々準備すれば凄くいい旅になることを保証します。
ニューデリーからアグラ(タージ・マハル)には、絶対に車で行った方がいい。
最近、大勢の旅系のYouTuberとかがインドを旅行しているわけです。
で、電車内の様子とか、映像に収めててさ。ニューデリーからアグラまで片道4000円くらいで、安かったりもすることも分かる。そんなことを知ると、
「割とキレイそうでいいじゃん! 乗ってみたい!」
「渋滞に巻き込まれなさそうでいいじゃん! 乗るしかない!」
みたいなことを思うと思うんですよ。
実際に私もそう思い、意気揚々と電車のチケットを予約しました。
これについてはいつか別記事にしようと思っていますが、結論だけ先に言っておくと、
「インドの電車なんて、出来る限り使うべきじゃない。たとえファーストクラスの席だとしてもな!」
という感じっすね……(笑)
治安的な面でも、衛生的な面でもね。
今はニューデリーのホテルからアグラのホテルまで送ってくれるサービスが、いくらでもあります。
1人片道1万円位かな? 電車に比べたら高いなと思うかもしれないけれど、電車で疲弊したり揉めたりすることを考えたら、絶対に車をklookやらVeltraで手配した方がいいです。
特にカップルや夫婦や家族連れは、絶対に車を頼みなさい。高確率で喧嘩にや不仲になるぞ。
この国に行くと「時間と安全はカネで買った方が、結局は安くつく」ということを痛感しまくります。
タージ・マハル周辺のホテルは、クソみたいなところばかり。クソみたいな奴らばかり。
タージ・マハル(アグラ)やデリー・ジャイプルには、詐欺師や物乞いがウジャウジャいます(ネットで調べるといくらでも出てくる)。
世界中から観光客がやって来るわけだからね。世界的に見てもこれほどまでに詐欺に向いている土地なんてそうそうない。
Google Mapなんかでも、殺人やレイプが頻発している&金や荷物も少なからずボラれる、みたいなことが書かれているホテルばっかりよ。
で、実際に現地に行ってみれば分かるけれど、アグラに着いた途端に不審で衛生的に死ぬほど汚い奴らが大勢近寄って来る。
いや、デリーの段階で、いかがわしい連中がぞろぞろ近寄って来る。
で、勝手に荷物を取り上げて、「運んでやったからカネをよこせ」とほざいたりする。
「触るな!」
「失せろ!」
これくらいは大声で叫びまくるのが、残念ながらインドの日常だと思います。
優しく言えば分かる、引き下がる、みたいなことは一切ないからね。
その辺で声を掛けてくる連中は、可能な限り無視。
腕とか引っ張ったり荷物をすろうとしてくる連中には、「触るな! 失せろ! 殺すぞキサマ!」と言いながら、ときにはぶん殴ることも必要。
デリーだろうがどこだろうが、例え5つ星ホテルのスタッフでも、隙あらば宿泊客から何かを盗もうとしてくるものだと思っておいたほうがいい。
残念ながら、これがインドの現実。世界の現実よ。
民度、民族ごとの知能や道徳心の差、というものは間違いなくある。
欠点もあるけど、日本ってぶっちゃけ本当に良い国だなあと、毎回帰国するたびに思うよ。
ジ・オベロイ・アマルヴィラだけは別。日本人は出来るだけ、ここに泊まれ!
前述の通り、インドは5つ星のホテルでもだいたいクソです。
ル・メリディアンというデリーのホテルに泊まったけれど、入口からウンコの匂いがしてたよ。
これは別記事にしますが、迎えに来てもらうドライバーも時間通りに来ないし、我々に向かって「やっと見つけた。手間かけさせんな」的なことを言って舌打ちとため息を連発するし。
これがインドの現実。金を積んでもこの国のダメさは随所に出てくるのよ。
話が逸れたけれど、そんなインドにも例外的に日本人が安心して泊まれるホテルはあります。
それが、タイトルにも出した、ジ・オベロイ・アマルヴィラス・アグラです。
これも詳細は別記事にしますが、おそらく自分が泊ってきた世界中のホテルの中で、最も良いホテルだったと思っています。
ここはインドなのか、ということを忘れさせるほど、行き届いたサービスがあなたを待っています。
勿論、このホテルにも欠点はある(別記事に書きます)のですが、他のインド内のホテルのように、常に外敵に気を張って過ごすような必要性は皆無です。
値段もぶっちゃけ(日本人の感覚でも)クソ高いですが、それを払うだけの価値は間違いなくあります。
オベロイのどこがいいのかは、詳しくは、是非以下や別記事を読んでみて下さい。なお、オベロイからカネを貰ってもいませんし、頼まれたわけでもなくこのクソ長い文を書いております。
無論、全くPRの類の記事ではないので、悪しからず。
タージ・マハルに行くには、基本的に徒歩もしくはリキシャ―。いずれもクソみたいな経験不可避。
タージ・マハルのあるアグラまでは余裕で行けますが、問題はアグラ駅(Agra Cantt Railway Station)からどうやってタージ・マハルに入るか、ということです。
排気ガスで真っ白なタージ・マハルが汚れてくるらしく、その対策としてタージ・マハルの入り口には「徒歩、もしくはリキシャ―」でのアクセスを要求されます。
で、この段落の頭に書いた通り、徒歩だろうがリキシャ―だろうが、どっと疲れる上にムカつく経験をすること必至です。
具体的には……
歩いている道すがら、ずーっと歌舞伎町のキャッチみたいな奴がついてくる(もちろん騙して金を巻き上げるために)
あまりにうるせーからリキシャ―に乗ると、料金をぼったくられる
リキシャ―に乗ったらタージ・マハルとは全然違うところに連れていかれ、ウン万円単位の金を払うまで、パスポートとかを返してもらえない
ということが起こります。
文章で見ると「たいしたことなくね?」と思うのですが、ただでさえ清潔ではなく、気候も過酷(夏はマジで暑い)で空気も汚いところで会うインド人全員からしつこくされると、マジで腹が立ちます。
法律がなかったら、多分インド人を100人単位で56してたんちゃうかな。
話が逸れましたが、タージ・マハルに行くまでの壁は、大きく分けて
①日本からインドに入るまでの苦労(別記事にします)
②インド(基本的にデリー)に入ってから、アグラに行くまでの苦労(本記事と、別記事もご参照下さい)
③アグラに入ってから、タージ・マハルを満喫するまでの苦労(主に本記事をご参照願います)
④タージ・マハルから、(日本に)帰ってくるまでの苦労
に大別出来ると思います。
中でも、②と③を調べて最適解を見つけるのは、拙者のような相当暇な人じゃないと無理です。
どうか本記事を参照の上、有意義に時間をお過ごし下さい!
オベロイに泊まれば、ゴルフカートで(無料で)タージ・マハルに連れていってもらえる!
今しがた、
アグラに入ってからタージ・マハルに行くには、基本的に徒歩かリキシャ―
徒歩だと、歌舞伎町のキャッチや客引きよりもしつこく悪質な連中(詐欺師や物乞い)に絡まれまくる
それはヤダな……ってことで仕方なくリキシャ―に乗ると、運転手とかに全然違うところに連れていかれて金を巻き上げられたり、性的な被害に遭う
という詰んだ状態に置かれます。
「じゃあ、徒歩やリキシャ―で行かなきゃいいんじゃね?」
ってことになりますね。
それが、「オベロイに泊まりつつ、ゴルフカートでタージ・マハルに連れて行ってもらう」という方法です!
私もタージ・マハル行きを検討し始めた頃は、こんな裏技があるとは知りませんでした。
が、色々ネットで調べているうちに、オベロイ・ゴルフカート作戦(勝手に命名)が可能だということを知りました。
念のためオベロイにメールで英語で問い合わせると、「ああ、可能だよ(日の出の時間帯に行くなら350ルピー+TAXもらうけど)」との返答もありました。
逆に言うと、時間さえ選ばなければ、宿泊料にゴルフカートでの送迎代が含まれている、ということです。
繰り返しますが、タージ・マハルに至るまでに寄って来る客引きや物乞いやリキシャ―の運転手は、相当に悪質な人間が多いです。
最悪の場合、荷物や金を取り上げられて、タージ・マハル内に足を踏み入れることなんて出来ない、という事態にもなり得ます。
昨今のYouTuberの映像みたいに、トラブルに巻き込まれて笑っていられるのは自分が第三者でいられるから。
揉め事やトラブルや修羅場をくぐり抜けたことを武勇伝として語りたがるバカが少なからずいますが、そんなものはない方が絶対にいいです。
最悪、命まで取られることだってあるからね。
ちょっと調べたら分かりますが、アグラで行方不明とかになっている日本人は、少なからずいます。
そのほとんどが、宿代をケチってセキュリティやプライバシーのないホテルに泊まったり、やはり金をケチってあくどいリキシャ―の運転手に引っかかった、ということが原因になっているわけです。
確かにジ・オベロイ・アマルヴィラス・アグラは最低でも1泊5万円くらいはするけれど、変な詐欺師に関わったら、こんなもんじゃすまないからね。
色んな意味で、ジ・オベロイ・アマルヴィラス・アグラを強く勧めておきます。
オベロイ経由で、良質な日本語ガイドを手配してもらえ!
この記事を読んで下さる方々の大半が
「ガイド? いらねえよ、高いし」
とお思いなのではと思いますが、インドで、特にアグラに関しては絶対に日本語のガイドをつけることを強くお勧めします。
理由は3つ。
①タージ・マハルでインスタ映えする撮影スポットは、タージ・マハルの現地ガイドが一番よく知っていて教えてくれる
②タージ・マハルやインドについて、ガイドブックに載っていない歴史やレストランの情報とかも詳しく教えてくれる。
③ワケの分からん面倒な客引きは基本的に全部追っ払ってくれる(マジでウザい客引きがひっきりなしに来るので、これが重要かつ快適です)
という感じです。
特に、③が重要です。
日本じゃ考えられないけれど、タージ・マハルに限らずあらゆる観光名所の中にまでも悪質な客引きとかが少なからずいます。
それも、結構しつこい。しかもうるさい。
一応お墓なんですよ、タージ・マハルとかって。人の魂が安らかに眠っている場所なんですよ。
我々が雇ったガイドさんは、大声で「うるせえぞ! ここはそういうことをする場所じゃねえぞ!」と一喝してくれてね。
それ以外にも、うっとおしいものは全部追い払ってくれて、本当に心強かった。
そう、彼(アグラのガイド)の名前は「サンジャイ・シュリヴァスタバ(Sanjay Shrivastava)」さん。通称、サニーさん。
かつて日本のインド大使館で数年働いていたために日本語が堪能で、インド政府公認のガイドで、自民党の小野寺五典氏や、公明党の山口那津男氏などの日本の政治家や要人がインドを訪れたときに稼働するプロフェッショナルです。
彼は本当にたくさんの写真を撮ってくれましたし、終始楽しませてくれました。
本当は数日かけて回るべきコースを、酷暑の中一緒に回ってくれました。
しかもいい匂いするのよ、サニーさん。
私はチップあげ忘れたけど、皆さんは是非チップをあげて下さいませ。
なぜこんな大物が、高官ではない小生のために稼働してくれたのか?
オフシーズンだったからか?
詳細は分かりませんが、彼と出会えたことがインド旅行でのターニングポイントでした。
オベロイ経由じゃないとサニーさんに依頼出来ないのか?
それとも、彼に連絡さえつけばガイドをして貰えるのか?
未だ未確認ですが、おそらく前者なのかと思われます。
そうでなくても、基本的にはオベロイを通じてサニーさんに来てもらった方がよろしいかと思います。
なぜかと言うと、インドではオベロイだけが例外的に、「証拠さえ残るメールでのやり取りをしておけば、必ず責任を持って動いてくれる」からです。
聞いてない、知らない、分からない、まだ金を貰ってない(払ったのに)、とトボケまくるインド人の中で、オベロイは数少ない信頼できるインド人のグループというかホテルというか、という感じです。
サニーさんについては、別記事でさらに語らさせて頂きます。
なお、ガイドのお値段は、アグラ市内であればほぼ一日拘束して、約3,500ルピーでした。
他にも、運転手付きのレンタカーを1日(オベロイ経由で)手配したほうがいいです。
効率的かつ快適に観光名所を回れます。税込約5,650.4ルピーでね。
オベロイ経由で運転手付きレンタカーをチャーターした話も、別記事でレビューしますのでお待ち下さいませ。
タージ・マハルに行くのは、日の出の時間が一番良い。断言する!
タージ・マハルに行こうとすると、
①デリーを朝早く出て、夜に帰ってくる(電車かバスか車かを問わず)
②アグラに泊りがけで行く
③ジャイプル、アグラ、デリーの詐欺師まみれトライアングルを回るツアーの一環として行く
というどれかになろうかと思います。
①は全くおススメしません。
なぜか? デリーを出てタージ・マハルにつく頃には、観光客でごった返していて写真を撮るのにメチャクチャ並ぶからです。
それでいて、我々日本人以外は基本的に順番なんて大人しく待たないからね。
特にイギリス人をはじめとした欧米人はアジア人がいると「アジア人はどけ!」と言わんばかりに平気で押してくるからね。
正直、人を眺めに行く感じになりますよ。デリーから日帰りで行くと。
ちなみにこの情報も、事前にオベロイのスタッフとやり取りする中で教えて貰った情報です。
日本の観光業者は、この辺のことを明らかにすると仕事が減るから言わないけどね。
お金の都合はあるとしても、タージ・マハルは泊りがけで、日の出とともに行くのがベストです。
ニューデリーから日帰りでアグラに行くのは、ぶっちゃけ愚策。
基本的に、インドの旅は心地いいものじゃない
だいたい海外旅行って、なんだかんだ行けば楽しいものなんですよ。
ただ、ここインドに限っては、正直そんなことは言えません。
電車も日本の新幹線のようにきれいで快適ではないし、詐欺師や物乞いや乞食はその辺にいるし、裸体の赤ん坊がその辺に転がっていたりする。
サルも犬も牛もその辺にいて、常に獲物を狙っているような感じです。
まとめますと、とにかくインドではオベロイに頼るのがいいよ、ということです。
特にタージ・マハルに行くならね。
読んでくれてダンニャワード。