１日寝かせて作る絶品さば寿司
さば寿司にしても最高だ。
我が家では母がよくさば寿司を作ってくれた。しかし脂のりのいいさばはスーパーでそうそう見つからず、あまり食卓に上る料理とは言えなかった。
それと手間がかかる。
鯖の骨を丁寧に取らねばならないし、鯖をつけるため翌日にしか食べられない一品だからだ。
何かと忙しい毎日で、普段ご飯は、ざっざっと、ぱっぱと作れるものが一番で、翌日まで待っていられないし、今日のことで精一杯で翌日の料理のことまで頭が回らない。
日本にいるなら、さば寿司は購入して食べるものかもしれない。
しかしここはドイツ。
日本料理は簡単に手に入らない。
食べたければ、作るしかない。
「旬のものを頂いています。」なんて、粋な台詞はとっくに出てこない。
冷凍で結構。
手に入りやすい食材で美味しけれりゃ、それが一番。
背に腹は変えられない。食べたい欲求を前に、
手間暇かけます。翌日まで待ちます。
ドイツ生活でも食べられる絶品鯖さば寿司をご紹介します。
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