寛容の理由を考えると複雑だが肝要に1票
遅刻するーー!となり、
「すみません。<(_ _)>💦」の連絡をいれる。
すると、
「kein Problem ( なんてことないよ )。」
と大概返答される。
え!いいの? ( ;゚³゚)
慌てた気持ちの行き場がなくなった。
この寛容は、
電車の遅延や急な運行変更が日常茶飯事だということが大きいのかもしれない。
でも、Alles vorbeiに拠るかもしれない。
いやいや、
WiFiが使えるようになるのに1ヶ月半という、
遅いが過ぎるの仕事の在り方に拠るのか。
ある晩、大嵐がきた。
家を揺さぶるような唸る風、窓を叩きつける激しい雨。
中小の折れた木々が飛んでくる。
窓が割れる〜!!と、ヒヤヒヤどころの騒ぎではない。
本当にひどい嵐だった。
そして夜の内に嵐は去った。
あくる朝、ボスは出勤した。
折れた木が道をふさいでいる。
根っこから掘り起こされ、倒れた大木がある。
駅まで10分程の距離を歩くだけで、嵐の惨状が見て取れた。
もちろん電車は来ない。
一時間待っても来ない。
やっと隣町までバスが臨時運行するというアナウンスがあり、バス乗り場へ。
そこから地下鉄やバスを乗り継いで、また乗り継いで、またまた乗り継いで、
30分のところを7時間もかけて、ボスは会社にたどり着いた。
7時間!!アンビリーバボォォォーーー!!!!
7時間あったら、ハワイへ行けるで。
乗り継いだ先から会社まで行けるかどうかが見えない中、よくもまぁ、前だけを見続けたなぁと非常に驚いた。
その日は、会社からごく近くに住む社員しか出社せず、従業員の3分の2はお休みしていた。
それは予測内の事項として、
" kein Problem ( しゃあない かぁ) " だ。
ボスのボスVergebenさんは、出社したボスに
なんと
「来てくれてありがとう!!」と述べた。
出社日の出勤は当然の事ではなく、感謝の辞となり、帰りは車で送ってくれるというプレゼント出社の日となった。
帰りの高速道路も惨憺たる状態で、大渋滞だったのだが、ハワイへ行くより良いに違いない。
日本で車通勤していた時、大雪による大渋滞で遅刻者が多発することがあった。年二回程度、大雪に見舞われる地方だった。
「雪が降ることは天気予報で確認できる事項なのだから、渋滞を予測して早めに家を出るように!」
とその時の大上司は通達した。
私は言われるまでもなく、当時そのようにしていたのだが、
kein Problem
と
遅刻は許すまじ
電車は来ーへん!
WiFiはいつ使えんねん!!
ほんまにホンマに!!!と、ドイツに(`"´)ブーブー👎👎👎な毎日なのだが、
今回はkein Problemの寛容に投じたくなる。
kein Problemと知りながら、ハワイを見続けた肝要
ボスに1票か ?!
( 電車の話は こちら から )
( Alles vorbei の話は こちらから )
( WiFiの話は こちらから )
( ボスの話は こちら から )