多民族スクール 準備クラス その走り方はお笑いのやつ
「黒板に書いてある字がわからん。」
と娘に言われ、
「眼科かぁ。」
初めての病院。
どんなビックリが待ち構えているやろう?
ハードル高そうやなぁ ( ˘•ω•˘ ;)と焦った。
しかし娘が困っていたのは、
先生が書く癖の強いミミズ字にあった。
解読不能!!
これは " f " かなー? " t " ちゃう?
これが " h " ですか?
どう考えても、" n " やけど。
これじゃあ、板書ができへん。
ミミズ字先生続出で、
まさかの落とし穴に落ちた。_ト ̄|○
日本の先生、
特に国語の先生のキレイな字を思い出す。
当たり前だったあのきれいな字は、当たり前ではなかった。
始業は7:45で、45分授業だ。
ふたコマ90分間同じ科目が続くこともある。
ひとコマ別の科目を挟んで、またドイツ語ということもある。
科目はドイツ語ばかりではないが、何の科目をやっていても、結局ドイツ語の授業となる。
集中は続かず、ボーちゃん ( ¯−¯ ) になってしまう。
そんな中、唯一すぐ表彰台にあがれた科目があった。
体育だ。姉弟で1位と2位を独占だ。🇯🇵
取り立てて運動神経が優れていた訳ではなかった。普通程度だ。
しかし子供たちは今、抜群の運動神経だと拍手喝采である。
走る┗(˘ω˘ )┓よー、と言えば
幼稚園児でさえ、肘を曲げ腕を前後に振り、腿を上げ交互の足で地面を蹴り、前傾で前へと進むだろう。教えなくてもだ。
Σ(ㅇㅁㅇ;;)エッ…
膝をほぼ曲げずに走る。
下腿が、横に振られ、地面に下ろされる。
肘は曲がっているが、腕は横に降られている。
完全にお笑いで見るやつ。
体育は良い。発散できる上に笑えるんやから。
子供たちは、毎日毎日、単語を調べていた。
分厚い辞書で。
せっせと。
娘は日本の国語の先生の字を死守。
「なんと、美しくノートを仕上げることよ!!」と、これについてもすぐに表彰台へ。🇯🇵🗻
息子は時々イラスト、スライムを入れながら、
ミミズ字を習っていった。🇩🇪🏰
とうとう息子は手紙を書いた。
日本のおじいちゃんおばぁちゃんに宛てて。
お願いです。
ぼくに電子辞書を買ってください。
と。
どこから電子辞書の情報を得たのか、
なかなかの要領よし君だ。
つづく
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