13歳の留学物語、魔女の宅急便
今日スペイン語のテストが終わって、最後のオーラルの試験で、いつもは口頭試験が一番得意なのに、最後のテーマが全然わからなくてすごい失敗でした。9時からの試験で15時半くらいに試験が終わって、昼ごはんも食べてなかったのに、全然お腹も減らず、家に帰ってパジャマで布団にくるまりメソメソ過ごしていたのだけど、どうにも気分が沈んだままで無性にジブリが見たくなって、魔女の宅急便を見ることにしました。
久しぶりに見たのだけど、なんか今までとは違って、1つの留学物語に見えてきて、自分と重ね合わせていろんなポイントで泣けてしまった。初めてついた街でみんなが冷たく見えたときに優しくしてくれたオソノさん、意地を張っても不機嫌にあたっちゃっても何度も誘ってくれるトンボ、思いもよらないところで出会って仲良くなって落ち込んだときにふらっと訪ねに来てくれる森の中に住んでる画家の女の子、自信を失ってるときにそっとケーキ作っくれて誕生日を聞いてくれたニシンのおばあちゃん。なんか自分が15歳で初めて1年間の留学に行った時のことを思い出す。そのときにはなかなか気づけなかったけど、ホストマザー、ホストファザー、学校の友達、語学学校の先生、そして日本の親から、いろんな人からもらった優しさを思い出してかなり泣けた。そして、最後のキキからお父さんとお母さんへの手紙での一言。
落ち込むこともあるけど、私、この街が好きです。
留学をあまりに一言で表した一言すぎませんか??(キキに共感しすぎる26歳笑)私は最初の留学から、10年がたってまた今度はスペインで留学生活を送っているわけですが、なんか10代の時の何もわからず手探りで生きている感じも、困った顔をしていたら周りの人がどんどん助けてくれる感じもないけど、何気ない出会いで生まれた友達だったりとか、本当に小さいさりげないいいことが1日を幸せにしてくれたりだとか、そしてもちろん落ち込んでしまう1日も。
今日はとりあえず早く寝て、明日からまた元気にがんばろうと思ったのでした。
記事を読んでいただきありがとうございます!日々の中で感じたこと、考えたことをつらつらと書きとめていきたいと思います。