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スペインで暮らす(生活編)#3 意外と地震が多いグラナダ

今日の朝、地震で目が覚めた。最近グラナダではよく地震がある。昨日はマグニチュード4.2の地震がグラナダの中心地のサンタ・フェであり、リビングでテレビを見てたところ窓ガラスがガタガタと音をたてて建物がかなり揺れたのが分かった。10年ぶりの大きな地震らしい。最近50年ぶりの大雪だとか、10年ぶりの地震だとか、何かと2021年はまた大変な年になりそうな感じがしている。

スペインの建物は古い建物が多く、私が住んでいるアパートも中はリフォームされているが古い建物で、この間隣の家から壁を破られたことからも分かるとおりとても耐震構造がしっかりしている建物ではない。サラゴサにいたときは1度とっても小さな地震があったくらいだったが、グラナダにきてからは月に1回くらいのペースで気がつくくらいの大きさの地震がある気がする。1月に入ってからはかなり頻繁で体感震度3くらいではないかという地震が頻発している。

日本人の自分からすると震度3くらいだとあー揺れてんなーくらいだが、やっぱりスペイン人はあまり慣れていないようで、昨日の地震の後はマドリッドに住む家庭教師から大丈夫?!怪我はない!?と心配のメッセージが来たり、クラスのチャットグループが騒ぎになっていた。ただラジオを聴いていると、地中海に近い場所では地震が頻発する地域であり、このくらいの地震が起こることは異常事態ではないので焦らず、もし大きな地震が起きたときは冷静に対応しましょう、みたいなことを言っていた。まあ確かに震度5とか6とかが来たらスペインの多くの建物が耐えられるようにも思えないので、これ以上大きな地震が来ないことを祈るばかりである。

記事を読んでいただきありがとうございます!日々の中で感じたこと、考えたことをつらつらと書きとめていきたいと思います。