キューバ東旅6日目、7日目🚗キューバ第2の都市、最新007の舞台にもなったサンティアゴ・デ・クーバ
しばらく天気の悪かったキューバですが、週末から少し回復し、海日和が続いています🌞さて、旅の記録も終盤に入ってきました。最後の二都市はそれぞれ2泊ずつしたので、少しまったりすることができました。6、7日目に訪れたのは、サンティアゴ・デ・クーバというキューバ第2の都市。最近では、昨年公開された007 NO TIME TO DIEの舞台にも使われています(実際に撮影がキューバで行われたのか、セットで行われたのかは分かりませんが・・・・)。007では当然カーアクションでボンドと敵がキューバの古い街並みをビュンビュン飛ばしているわけですが、実際はとくにこの街は道が狭いわりに交通量、特にバイクが多くて、実に運転しづらい町でした(笑)
オーガニック料理が美味しい素敵な民泊
キューバ人同僚より、サンティアゴ・デ・クーバは都会なので市内は結構夜までうるさいため、中心地から少し離れたところにある民泊をお勧めしてもらい、そこで2泊したのですが、その宿がとっても素敵でした!家主の方は博士のような風貌で、実際に歴史家らしく、家の中に古い本がたくさんで、本好きの私としてはその図書館のような洋館の感じがとってもタイプでした。そして、中庭(パティオ)ではいろんな植物を栽培していて、夜ごはんや朝ごはんを宿でいただいたのですが、料理に出てくる食べ物はほとんどその家で作ったものとのことで、めちゃくちゃオーガニック!!カボチャのスープとか、お庭で採れたサラダも美味しかったし、食後の自家製アイスクリームも、寝る前にくれたお庭で採れた植物から作ったハーブティーもとっても美味しかった〜毎日飲みたいくらい!
キューバ第二の都市の観光は目白押し!革命の雰囲気もスペインの影響も感じられる街。
翌日は丸1日あったのでメインどころを色々と観光しました。さすがキューバ第二の都市だけあって、かなり見どころは満載。独立の父ホセ・マルティやフィデル・カストロが眠る墓地は圧巻で、衛兵の交代式も17時にたまたま見ることができました。個人的にはあれだけ人々がフィデルフィデル言ってるのに、フィデルのお墓よりもマルティのお墓の方が全然大きく立派なことが印象的でした。晩年、フィデルは自分の銅像等を作らないように、という遺言も残しているので、このお墓も質素にしてくれ、みたいな意向があったのでしょうか・・・。
他にもベラスケス美術館に行ってキューバの絵画を見たり(なんと懐かしのマドリードのプラド美術館から貸出できている展示もありました!)、同じくベラスケスのパラシオやミラドールに行ったり、革命の始まりの時期にフィデルたちが最初失敗に終わったモンカダ兵営等を見たり、と観光地をせっせと回りました。観光客慣れもしていて客引きが結構あったり、1日炎天下で観光をしていたら結構疲れましたが、途中でアイスを食べたり、小さいカフェを見つけて休憩したりとのんびり過ごすことができました。
食べ物などの物価はハバナよりも安いように感じましたが、一方で外貨については、ハバナ同様に外貨との闇レートでの両替を持ちかけてくる地元民が山ほどいたのですが、ハバナよりも若干レートが良い(外貨が高い)気がしました。ハバナよりも外貨へのアクセスが難しいことから外貨の価値が上がっているのでしょうか。
中心部から足を伸ばして遠足。丘の上の教会。
サンティアゴ・デ・クーバ最終日は、都市から少し外れたところにある教会Santuario de la Virgen del Cobreにも行ってきました。丘の上にある教会で、とっても静かな雰囲気でした。キューバで教会に入ったのは初めてですが、スペインほどの華美な雰囲気でもなく、ここはCatedralやIglesiaではなくSantuarioだからなのか、質素な印象でしたが、外の風景にも馴染んでいる素敵な場所でした。
サンティアゴ・デ・クーバは、ハバナよりもキュッと小さくした感じがするのですが、その分活気がある印象でした。ハバナよりも、歴史的な建築物だったり、スペイン、特にアンダルシアの文化に影響を受けた雰囲気を感じられる街だなあと思ったのですが、第二の都市であるにもかかわらず、海外からのアクセスはとっても悪そうでもったいない・・・。前にも記事で書きましたが、キューバは観光資源になりうるものはある気がするのに、どうも惜しい印象です。
段々旅も最後に近づいています!次回は最後、ラス・トゥナスでの2日間について書きたいと思います。
旅の詳細は下の記事にまとめてあります🚗
記事を読んでいただきありがとうございます!日々の中で感じたこと、考えたことをつらつらと書きとめていきたいと思います。