パズルのピースの補完
純情ロマンチカのアニメを観た私の感想になります。ネタバレもあると思うので嫌な方は読まないことをお勧めします。面白いのでぜひ観て語りましょう♪
ここからはコミックスを読んだ感想を…
第一話を見返している。
最初宇佐見家に向かう際に怒って寝起きの悪い宇佐見の部屋にうっかり入ってしまい圧倒されながらも文句を言うのだがまんまと抑え込まれる。
ただ、やはりこの時まだ唇にキスはしていない。
こういう細かい描写が好きだ。
美咲がM大だと騒いだ時も宇佐見はホヨっとした顔して美咲をみる。
自分になかった兄への愛情になんとなく優しい驚きの目を感じた。
(驚いた内容はそれがどうして孝浩に関係があるのかということだったが…)本当に一気に優しい顔になるのだ。
そして自分たちが気が合わない事で気が合ってしまう笑
それが始まりの始まり。
泣いたときにキスをしたのはおまじないからなのか…弘樹にしたイギリスのおまじないと言った。
調べてもわからなかったけれども、きっと驚きで泣き止むような気がする。
ただ、とは言っても犯罪になるので恋人以外に急にやらないように苦笑
この時の描写から宇佐見が本当に他人にあまり弱みを見せてこなかった事がわかる。
お前だけだと。
未来を感じる始まりってこんな時なのかな。
ずっと一緒にいられたらいいのになんて。
思ったことがない私に欠けた感情。
いってらっしゃいとおかえりなさいは対になる。
だから「いってらっしゃい」がある。
帰る場所はここだよ。ずっと待っているからねって。
こんなところから美咲を安心させる言葉があったんだ。
いや、二人を幸せにする呪文のような言葉。
二人は本当に最初からいなくては、なくてはならない存在だったのだろうなと思う。お互いにお互いの欲しかったものを自然と補完している。
月並みな言葉で表現するとしたらパズルのピースが合った感じ。
そんな関係があるならばそれは本当に素晴らしい事なんだと思う。