感情と距離
純情ロマンチカのアニメを観た私の感想になります。ネタバレもあると思うので嫌な方は読まないことをお勧めします。面白いのでぜひ観て語りましょう♪
ガキで言葉足らずは誉め言葉。
大人になると感情を隠すように鎧を身にまとう。
でも子供はたまにそれができなかったりする。
我慢しようとしてもしきれないのだ。泣いたり、喚いたり、すごく素直だったりする。
感情を抑えるのは慣れの問題。
一度壁を作ってしまえばきっと慣れてしまえば、もしかしたら壁は厚くなって閉じ込められてしまうんだ。
純情テロリスト
忍は本当にまっすぐでものすごくかわいい。
幼いってこともあるのだけれど、愛おしい。
彼は愛しちゃうんだろうね、恋すっ飛ばして。
忍は作品の中ですごくまっすぐでひねくれていない人物だと思う。年齢のせいもあるのかもしれないが照れ屋で不器用なぐらいで本当にまさにまじりっけなしの恋心。
宇佐見は相変わらずオラオラ発動してキスでもなんでもしていいと思っているだなんていうけれど、それは美咲が好きだとわかっているから。不安はあるのだけれど、本当に嫌がっている相手にはしない。
孝浩にはしなかった。
宇佐見にとってのキスは大切な行為の一つ。
好き同士が行う感情の愛の交換。
「一生」とは何故言い切れるのだろう。
一生愛するとか、一生一緒にいるとか。
表面上なのか、それとも衝動なのか私にはそんな風に思えたことがない。
人が人と暮らしてずっといられることを
ずっと自分のもとに置いておきたいということを
死が二人を別つ迄なんて誓えることを私には理解できないんだ。