五分五分の愛
※純情ロマンチカに対しての感想になります。ネタバレになる可能性があるので嫌な方は読まないことをお勧めします。
面白いのでぜひ読んでみてお話ししましょう♪
恋心は実際五分五分になることはあるのだろうか。
いつもどちらかに傾いているものなのだろうか。
宇佐見は大事にされて育ったようにみえて、本当は皆気を使っているだけで愛してはいなかったのかもしれない。
いや、もしかしたら愛し方を知らないのかもしれない。
どちらにしても子供の宇佐見にはつらかっただろう。
いくら大切に傷つけないように育てられたってそんなことが嬉しいわけじゃない。喧嘩しても愛されているという実感がなければそれは虚しいだけだ。
大金持ちに育った宇佐見には大量の庶民チョコはめちゃくちゃ嬉しかっただろうね。
いつも宇佐見がいう自分の事を考えてくれた時間が嬉しい。
沢山与えられた宇佐見だからこそ物質的幸福はどちらでもいいのだろう。
だからまた美咲がいないと生きていけないことを知り、今日も愛し合う。
抱けば抱くほど好きになる。
そんな気持ちも私にはわからない。
なぜなんだろうか…
私は人生でそう思った記憶がない。
羨ましい。
愛し合うってどんな感覚なんだろう。
実際のところ漫画や映画以外の世界ではみんなどう想って抱き合っているのだろう。