愛してやるのところにギュッと来るのです

純情ロマンチカのアニメを観た私の感想になります。ネタバレもあると思うので嫌な方は読まないことをお勧めします。面白いのでぜひ観て語りましょう♪

水樹に宇佐見が怒った時、なんとなく初めてわかった気がする。
美咲は自分が子供で宇佐見は大人で焦るような気がするけれども
実際には確かに焦るのは宇佐見だ。

人は環境が変化すると気持ちが一気に変わることがある。
私も過去にそうなってしまったことがある。

宇佐見は大人なので自分でもうある程度の環境を作り上げてきた。
でも美咲はこれから自分の環境が沢山変化していき、その度に自分の過ごしやすいように変えていくのが人生である。
どうとでもなれるのだ。宇佐見もなれるだろうがまだ人生の方向性の明らかになっていない美咲だからこそ急な方向転換もありうるし、それで環境がガラっと変われば気持ちが変わる可能性も無きにしも非ずである。
そうなったとき宇佐見のもとから去ることだって考えられることだし、不安になるだろう。

水樹が言うように美咲が依存体質ですべてにおいて宇佐見に頼る子だったらそうは思わない。
でも大好きな美咲が人に甘えっぱなしが好きな人間ではなくて、そんな人間が好きだから、いなくなる可能性が怖くて不安だしつなぎとめておきたいのだ。

何故そんなにも宇佐見が美咲に固執することに反対するのだろう。
まだ出てきていない真実があるのだろうか。

宇佐見も宇佐見でそれにとても敏感だ。
まるで閉じ込めていた何かが逃げてしまったことがあるかのように。

昔から思うが血のつながりとはなんなのだろう…
私にはよくわからない。

宇佐見はとてもやきもち妬きですぐ怒った顔になるのだがここまで潔くあらわしてみたい。
甘やかしてくれるならその分100倍愛してやる。
やっぱりだれかに愛してほしいものなのでしょうか。
愛してやるのところにギュッと来るのです。


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